ノラブログ。               

 
 
 
 
 

だいがくのおはなし

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 結論としては、この資料によって今後どの程度の客観性が担保されるかは不明瞭である。だしぬけに何を言い始めたんでしょうかこの男は。例によって特に意味のない一文です。「担保」という単語が今朝からマイブームなのでなんとなく書きたくなりましたことよ。

 

 仕事柄ちょっと付き合いのあった、株式会社ぎょうせいというお硬い出版社の本社が新木場にあることを最近知りました。コミケのときは近くて便利そう。いや便利でもねーな。普段からあんな妙な土地に通いたくない。先日即売会のためにまたTRC東京流通センターに行ったんだけど、あそこはマジでなんもないよね。駅前のコンビニすら15時に閉まりやがるという陸の孤島っぷり。センター入口のタリーズがオアシスに見えたよね。周りは倉庫しかないし。「団地倉庫」という聞き慣れぬワードを掲げたでかいビルヂングがありましたがあれは何の用途に使うのでしょうか。

 

 この間のGWにはじめて有明ワシントンホテルに泊まったのよ。ビッグサイトの目の前にあるでかいところね。別に高級志向のホテルじゃないんでひとり1万円いかない程度の簡素な宿泊。これだけ何度も何度も、時には3日連続等の強行日程でビッグサイトに通っていて、これまで一度もあそこで夜を明かしたことがないというのも考えてみれば不思議な話。それにしてもあの臨海地域というのは一種独特の風貌をしておるよね。無味乾燥な近未来建築の狭間にいつの間にか武蔵野大学の立派な校舎がボンッと建って無闇に存在を主張しているわけだが、ヴィジュアルはともかく実用面において飲みに行こうにも遊ぼうにも周りになんもなさすぎで不便なのではないか。一応TFTの中にワンザとかあるけどさ。俺自身が古き良き小汚い学生街・高田馬場で青春の多くを過ごしたことは今にして思えば幸甚であったが、かといってその他の過ごし方を否定するでもない。武蔵野大生は新歓期とか一体どこで飲んでるんですか。俺のフォロワーのなかに現役の学生が数名はいそうだから教えて欲しい。新橋方面まで足を伸ばすのかな。結構大変そうだ。

 

 大学の話。偏差値50~ちょい下くらいの首都圏大学群をまとめた「大東亜帝国」という俗称があるが、このへんの学校がネットで馬鹿にされがちなのはひとえに校名が厨二臭いからではないかという仮説。大東文化、東海、亜細亜、帝京、国士舘。なんか銀英伝とかに出てきそう。「帝京」とかどう考えても悪の組織感あって良い。国士舘」は格闘漫画の武闘会編に登場するね。あと二松學舍、拓殖、桜美林なんかもこの括りに入れて良いと思う。学舎とか拓殖という字体のアナクロさが素敵。桜美林。読めますか。オウビリン大学。厳格な規律のある女子校っぽい。素敵。マリみての舞台にしよう。桜美林女学園なんてな。ここ、一応キリスト教系のはずで(ただしミッションではないはず)、校舎の名前も「荊冠堂」「亦説館」「止戈徳館」(読めねえ)とか絶妙に厨二心をくすぐってくれてなかなかよろしい。

 

 先日、高校3年生の受験相談に乗る機会が2件相次いでしまった。基本は「上を目指せ」で、これは今も昔も間違いないと思う。悲しいかな偏差値と教育内容、学生の質は相当に比例する。それに目標低くするとだんだん士気が落ちてくるのは人間のデフォですよ。予備校の日東駒専クラスの惨状を見よ。僕らは弱くてだらしのない生き物です。現在偏差値50代真ん中くらいでMARCH目指してんならとりあえず早慶受かるくらいのレベル目指せばええんや。国立は知らんが私学なんか所詮3科目じゃ。なんとかなる。否、なんとかしろ。以上、クソ私立文系卒が揺れる永田町から中継でお伝えしました。

 

茄子。あとファミ通ブロスの思い出とラノベについて、およびブロガーの悪口。

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 『茄子 アンダルシアの夏という映画が昔あった。どんな内容だったかは覚えていない。というか観たことあるのかすら記憶の彼方である。こんな切り口から始まる本日の書き散らし日記。なぜなら今日の昼飯は麻婆茄子だったからだ。嘘です。鴨南蛮定食でした。嘘です。チキン竜田丼でした。こういう意味のない嘘が人生のスパイスとなります。覚えておきたまえワトスン君。

 

 茄子。「夏といえば?」「なす!」というギャグは不死身探偵オルロックであったか。ヒコロウ先生元気かな。「ショーーックサイエーーンス!」「ゲッターパワー!」これはプロフェッサーシャーボね。あの頃のファミ通ブロスというのはデタラメな勢いがあったな。天野シロが作画担当していた読者投稿コーナーがやたらレベル高くて俺はいまだにその影響下にある。一部で使っている「お豆腐粉砕計画」というラジオネームはあそこの投稿ネタに由来する。当時『はたらくねこ』を連載していた渡辺電機(株)先生とはいまやツイッタークソリプを飛ばし合う仲なのだから人生というのは面白いものだ。いや仲良いと思ってんのは俺だけかもしれないけど。いずれコミティアで会ったらサインをねだろう。ヤフオクで300円くらいで売れるかもしれない。

 

 ファミ通で思い出したけど、『ログイン』ってもう休刊しちゃったんだっけ。週刊アスキーももうないでしょ。ホンマ雑誌冬の時代やなあ。昔は『ログアウト』ってラノベ雑誌(正確にはTRPGとかの雑誌)が存在して、『ログアウト冒険文庫』というレーベルもあったの。これはたしか雑誌がなくなってからもしばらく続いたはず。深沢美潮+渡辺電機(株)の『深沢電機有限会社』というこれまたデタラメなエッセイ集とかもあった。俺あの本だけはいまだに持ってるからね。いまの若い子たちフォーチュンクエストとか知ってんのかいな。ゴクドーくん漫遊記の作者が中村うさぎだって知らんだろ。そもそも中村うさぎが小説家だったことをどれだけの人間が知っているのか。いや俺もそんなに熱心な読者だったわけじゃないが。

 

 ラノベやアニメ、漫画で古典と呼ばれていながら読んでいない作品はまだまだ当然たくさんあるわけで、なるべく軽快に消費していきたいと所望しているのだけれど、なにぶん時間がないよね。何しろきっかけづくりが難しい。映画なら2時間で終わるんだけどこの手のものってだいたいアニメなら数クール、文庫や単行本だと10冊以上とか余裕でいくわけ。もう眼前に断崖絶壁がそびえ立ってる気分になる。ヘビーよね。だから手が伸びない。たとえばさ、絶対やんないけど、電撃文庫でいままで出た本すべて読もうってチャレンジしたとして、残りの人生の余暇すべて使ったとして俺は読み切れるんだろうか。読みきれない気がする。途方もないぞあの数は。毎月バンバン新しいのが出てやがるし。そのくせ、言葉は悪いがしょーもない作品だって多いしね、ラノベには。ラノベ限定の話でもないけどさ。そこそこ有名どころでも、これはファミ通文庫だけど、『学校の階段』とか酷かったじゃない。ああいうのに時間を費やすのが本当に嫌なのですよね。となると、必然的に定評ある古典に手を伸ばしていくのがいちばんコスパが良いという平凡な結論に落ち着くわけですね。こういう誰でも辿り着くつまらない帰結を、さもありがたいこと、新事実のようにセンセーショナルに味つけして中身の薄い記事を繰り出してくるのがブロガー界隈です。きゃーーーー悪口言っちゃったーーー。

 

 1日50円で売りますの人(東大生じゃない方)とか、ブログ塾なんたらとか、あの手のブログってこの世でいちばん読む価値ないよね。差別意識ガンガン押し出していきますけど、だってすげえ文化資本低そうなんだもんあの界隈。いやべつに文化資本が豊かだろうが貧弱だろうがそのギャップの中で学ぶことは何かしらあるはずなのだけど、あの人らは自分らが高い位置にいると思っている、いや無理に思い込もうとしてるだけだから実際には位置エネルギーが作用しない。同じ地平で薄いことをペラペラ述べるだけなので大変つまらん。いやお前その発想さんざん言われ尽くしたことだし当たり前のことしか言ってないやん、どいつもこいつも同じような口調で同じような記事書いて個性ないっスね、みたいな。ビジネス書の再劣化版。むかし『1日30分を続けなさい!』って本がベストセラーになったけど、読んでみたら本当にタイトル以上のことは何ひとつ言ってなくて感動しました。あそこまで内容なしに200ページを持たせる技術を売り込んでいったほうがむしろ良いのではないか。『1行のネタで200ページの本を書く技術』みたいな。そういえば1日50円ブロガーの人はツイッターでちょっと揶揄したらそのツイートが8000RTくらいいってしまって、ご本人も相当気にされていたようで「こんなひどいことを言ってる人がいますが僕は負けません!」的論調でブログに引用されたりしました。ごめんね。でも最近検索してみたらアル中になった挙句「断酒3ヶ月成功した記念にビール飲みまーす」とかやってて順調に紀尾井坂をすってんころりん転げ落ちているようなので、なんかもう別にいいやって気になりましたね。

 

 なんだっけ。茄子。そうだ茄子の話か。どうしますかね。オチつけるために今日は焼き茄子としゃれこもうかしら。面倒臭いな。茄子ってほとんど栄養ないらしいんですよね。キュウリも。人はなぜ茄子を食べるのか。美味しいからですね。そうかあ?あ、告白してしまいますけど、ぼくはあんまり茄子が好きじゃないんですよ。じゃあタイトルにすんなよって先生に言われました。誰だよ先生って。そんな人は存在しま千と千尋の神隠し。どうもごめんな最高法規。

 

鍋会、および隣人トラブルの未然回避を成し遂げた件について。

 前の日記に続いて本日も書き散らし。この形態だと変に気張らずに書くことができてなかなかよろしい塩梅ですね。

 

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 昨日はをやったんですよ。自宅で。大学のときの同期と先輩とで、俺を入れて5人で集まりましてね、キッチンテーブルの真ん中にIHを設置して再生紙でできた使い捨ての器やら割り箸なんかを用意しちゃったりして、鍋会なるものを開催したわけなんですけど、実は自宅に誰かを招いて鍋をつつくという経験が私の人生で初めてだったのですな。招かれたことは何度もあるんだけど主催は初めて。はいここリア充アピールです。先生優しいからテストに出しますよ。まぁとにかくノリでやろうぜって決めたわけなんですが、一人暮らしなので4-5人用の鍋とか当然我が家にはないわけですね。そこでAmazon様のご登場。ちゃんとIH対応かチェックして2000円くらいのものを買いましたですね。到着日時指定でバッチリ前日に届きましたね。嗚呼、優秀なるヤマト運輸。あとは具材。駅から歩いて3分くらいのところにイオンがあるのでたいへん便利なわけだが、鍋用野菜セットみたいなのが売られてるかと思ったら見当たらないの。バーベキューセットと称したかぼちゃとかタマネギを丸く切ったやつが我が物顔でコーナーを占拠しており大変な憤りを感じました。でももう鍋の時期じゃないやね。次はベランダでBBQやるか。煙モクモク。うち賃貸マンションなんすけど。キレた隣人に刺されたりしちゃう系かしら。はい、ここで時事ネタです。

 

 26歳ニートに刺し殺されたいかついオニーチャンはたしかに墓で焼肉したりと普段から褒められた行為はなさっていなかったようだが、その代償として32歳でいきなり人生を終わらされるのはちと釣り合ってなさすぎるように思う。だから叩いてる人たちにはあんまり共感せんのよね。俺もたまに隣人ぶん殴りたくなることはあるけどそれでも今回の件はライン超えすぎちゃいますか、てな。どう考えても刺したほうが悪いんですよ。少なくとも法的には。世の中って不公平。大衆の溜飲は下がるかもしれないけど、どうせ再来週には忘れてんだろお前ら。ところでうちの隣室はどうやら男1人女1人のカップルだか夫婦が住んでるっぽいんだけど、夜中に女の歌声とか聞こえてくるんですよ。と書くと若干狂気じみてるけどそんな怖い感じじゃなくて、半笑いの甲高い声で下手くそな鼻歌がラーラーラー♪みたいな。その中途半端さが余計ムカつく。こっちも対抗してニコニコ動画を流したりしてるんだけど、あんまり不毛なのでとうとうベッドの場所を移動しました。うちは東南に窓がある角部屋で、北側の壁が隣家との境目にあたるんだけど、その部屋にあったベッドを南の窓側の部屋に移動したので今日からもう快適ですね。

 

 賢明なる読者諸君はもうお分かりだろう。このベッドを移動するという行為こそが今回の鍋の真の目的であったのだ。要は移動すんのに人手がいるのですよ。4人はいないと運べないからね、徴収する飯代を安くするかわりにちょいと労働いただいたわけです。先輩にも問答無用で手伝わせました。ありがとうN岡さん。ありがとうF井氏、ノキア。遅れてやってきた一号には手伝ってもらってないので特に礼は言いません。F井氏以外の3人はゆるりと泊まっていきました。バトル・ロワイアルのDVDを流しながらね。移動したてのベッドに悠々と寝転んでいたのは果たして俺のみである。ね、世の中って不公平でしょう?

 

ホココス行くよ。(半オートマティスム)

 

 オートマティスム(自動書記)とはトランス状態になったり俗に霊が憑依するなどと称してバーーーッと一心不乱に文章を書く行為を言う。半オートマティスムとはたぶん実況者Revin氏の造語で、下書きをせず構成なども考慮せず思うがままに書き散らすことをいうのである。調べたわけではないがおそらくそんな意味合いだった気がするのでたぶん正しいのである。というわけでこの文章はいわゆる半オートマティスムでいく。書き散らしである。読みにくいのは仕様である。ざまあみろ。

 

 なにしろ暑いのである。うちの職場おそらく28度くらいあるのではないか。ちょうどナンタラ副大臣が「28度って不快じゃね?」って発言して物議を醸しているそうだが私は彼の擁護をしたい。28度は不快である。だいたいこの国は湿度が高すぎる。カラッとした28度とジメジメの28度は違う。天と地ほど違う。広島市北広島市ほど違う。北広島市ってどこだっけ。北海道だっけ。道都大学のあるところ。道都大学という単語を初めて聞いた人がおそらく大半だと思いますね。そういう大学があるんですよ。別に出身校とか、何かゆかりがあるわけじゃないです。なんかwikipedia眺めてたら見つけて名前が特徴的なのでなんとなく覚えてたのね。架空の大学名っぽいですよね道都大学。東都大学みたいな。城南大学みたいな。最近、星槎大学というところに買収されて星槎道都大学みたいな、よくわからん座りの悪い学校名になったはずです。北海道の学校って「星」つくところ多いよね。北星学園とか。こっちは大泉洋の出身校だったはず。あれ、北海学園だっけ。どーでもいいや。やっぱり北の大地は星もよう見えるんでしょうか。海も見えますしね。だからそんな名前がついたのかね。よくわかりませんけどね。Wikipedia道都大学の画像は格好良いですね。

道都大学 - Wikipedia

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 このたび21日にホココスというコスイベに参加するために名古屋に遊びに行くことになった。男6人クルマで向かうのさ。安定の深夜強行軍。水曜どうでしょうのようなテンションでキャスでもしながら向かいたいところだが、まぁ体力的に無理だろうね。みんな寝るよね。運転者が寝てしまっては困るんだけどね。21日の名古屋はたぶん暑いから体力が心配。というか名古屋は基本的にいつだって暑いのである。あれ何故なんだろうね。自然が少ないからかな。到着時間が深夜のようなんですけど朝まで何して過ごせばいいんでしょうか。夜の名古屋、わりと真っ暗だから東京の感覚で行くと面食らうよ。栄ですら真っ暗だからね。ぼくが10年前に上京してきて何に驚いたかって夜も街がピカピカ華やかに明るいということですね。夜も街が眠らないのですね。ウアァーーーすごいね東京パチパチパチ。もう慣れたけど。こうしてシティボーイを気取ります。愛知の片田舎出身のくせにね。でも暗いから星は見えるんじゃないすか。北海道みたいに。お、話が前半と繋がったかに見えますね。実はぜんぜん繋がってないんだがね。似たような単語引っ張り出して無理くり共通項を見出せばオチがついたように見えると思うなよド素人ども。誰に怒っているんでしょうか。ぼくは常にキレてる人という印象を最近持たれているようですね。自分としては面白いこと言おうとしてはいるけど別に毒吐いてるつもりはないんですよね。ごめんねぇ地がキモオタだから卑屈なの。

 

 まー21日は久しぶりに黒バスコスやりますんでね、いろんな人に会いたいよね、久々に。また日記ぽい記事でも書くよ。では今日はこのへんで。

 

いまさら発表!2016年映画ランキングベスト&ワースト10 全49作品レビュー

 

 

えー、こんばんは。2016年の映画ランキング、発表です。

 

 

さて、いまは何年何月何日でしょうか。

 

 

 

 

 

 


いつの間にか2017年5月9日だよ!!!


やったねたえちゃん!!!!

 

 

 


いやはや、申し訳ない。
本当は2月くらいに記事上げたかったんですけど、引っ越しやら転職やらコスプレやらやってたら後手後手になっちゃいましてね……すまぬ、すまぬ。

 

こんな場末のブログなんぞどうせ誰も読んでないからいいかーと想っていたら、リアルの知人に意外と読まれているようで、両手の指を超える人数の方から「はよアップしろやぶっ殺すぞ」と煽られた(ニコニコ超会議だけで4人から言われた)のでようやく重い腰をあげたわけです。

 

許してね!ころさないでね!!おじさんまだまだ遊びたいの!!!

 

 

まぁつまらん前口上はこのくらいにして、さっそくランキングいってみましょうかー。
まずはベスト10の発表です。

 

 

 

 


第10位 ピンクとグレー

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NEWS加藤シゲアキの処女小説を、行定勲監督が映画化。『パレード』のときもそうでしたが、行定監督は小説の映像化にあたって挑戦的なアプローチを仕掛けてくる傾向があって、今回はそれが見事に壺にハマっています。なにしろ前半と後半でまったく別の映画になってしまう「開始62分の衝撃」はお見事。ひりひりくるような自意識のもがき、こじらせた劣等感と承認欲求、それを振り払い新しい道へと歩んでいく主人公の姿に涙。素晴らしくまっとうな青春映画でした。
見どころ:開始62分の衝撃(ほんとびっくりするよ)。

 

 

 

 

 

第9位 葛城事件

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どこにでもいそうな一家がぶっ壊れていく話。ちょうどお盆明けに新幹線で実家から帰ってきて、そのまま渋谷アップリンクでこれを観てしまったせいでその日の夜はご飯が食べられなかったですよ、ゲンナリしちゃって。そのくらい映画全体を覆う陰惨で凄絶な空気に当てられちゃいました。「まだマシな道」が選ばれかけるとたいてい邪魔が入る。それはすべて主人公(三浦友和)によって引き起こされており、かつ当人は「家族のためを想って」やっているところに心底、救いがない。そしてこういう光景、俺も自分の人生の端々で見てきた気がする。そう、地獄はすぐそばにあるんだ。
見どころ:「そんな簡単に終わらせないよ?」なラスト。

 

 

 

 

 

第8位 ザ・ウォーク

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ニューヨークの世界貿易センタービルWTC)の間に綱を渡し、命綱なしで渡りきった男の実話。これは映画館の3Dで観ないと本来の面白さの10分の1も味わえないタイプの作品だと思うので、DVDで観てるお前らざまぁみろ~(ブログ読者に喧嘩を売っていくスタイル)。彼は現在もご存命なので結果は最初から分かっているはずなのですが、それでも観てる間はずっと「ああああああああああやめてやめてやめて怖い怖い怖い」でしたね。最後、かつてWTCがあった場所を見つめる彼の視線が寂しい。
見どころ:3Dの綱渡りシーンすべて。

 

 

 

 

 

第7位 帰ってきたヒトラー

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ヒトラーがタイムスリップで現代に蘇り、モノマネ芸人としてブレイクしちゃうという各方面から怒られそうなドイツ製コメディ。何が凄いって、役者をヒトラーになりきらせたままゲリラ撮影で街角や集会に繰り出して、役者ではない素の人々の反応をそのまま映画に取り入れちゃったということ。ヒトラーを演じたオリヴァー・マスッチさん自身、みんなツーショとかノリノリで撮っちゃう光景に驚いたそうです。腹を抱えて笑える喜劇であり、心底恐ろしいホラーでもある。それを両立させてしまった監督と役者の力量に拍手。あ、例のシーンでは映画館が爆笑に包まれておりました。
見どころ:例のアレ。

 

 

 

 

 

第6位 ズートピア

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ぼく自身ニックのコスプレをしているくらいこの作品を愛している身なので高評価をつけるのは当たり前なのですが、これだけ難しくセンシティブな題材を、これほど嫌味なく、かつ子供から大人にも楽しめる話に仕上げるディズニー、マジで天才の集まり。世界観、キャラクター、どれをとっても愛おしい。あと特筆すべき点として、吹き替え良かったですね。森川智之は彼のベストアクトといって良い仕事ぶりだったし、上戸彩もエンドクレジットまで彼女と気づかなかったくらい上手かったです。
見どころ:ニック、お前イケメンすぎやろー!

 

 

 

 

第5位 シン・ゴジラ

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初代ゴジラの何が怖かったのが、何が画期的だったのか、そしてなぜゴジラは世界で愛されるに至ったのか。それらをひとつひとつ問い直し、「2016年の日本」におけるゴジラ像――心から「恐ろしい」と思える、畏怖すべき存在としてのゴジラ――を構築し直した、その功績だけでも本作は高く評価されるべきでしょう。この映画の魅力についてはすでに多くの人が語っているので詳細はそちらに譲るとして、この年、世界の怪獣映画史上にきわめて大きなマスターピースが誕生したことは間違いない。日本映画の底力を感じました。
見どころ:まずは君が落ち着け。

 

 

 

 

 

第4位 ヒメアノ~ル

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この映画の「森田くん」こと森田剛は、もはや森田剛ではない。V6に所属するアイドルとしての彼は完全に画面から消え去り、何の罪もない人たちを次々と理由なく残虐な方法で殺していくシリアルキラーとしての「森田くん」だけが淡々とそこに存在している。終始虚ろな目をした彼が心底恐ろしく、それが観終えたあともずっと尾を引いて、完全に心を支配されてしまった。俳優・森田剛が魅せる最高の演技と、和製サイコスリラーの新境地。稀代の傑作、ここに誕生。
見どころ:タイトルが出るタイミング。

 

 

 

 

 


さて、残るはいよいよベスト3の発表なのですが、以下は3作品を同時に発表します。

 

そして「第2位」「第3位」はありません。

 

 

ということは…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そう。


同率1位✕3。


以下3作品すべてが、今年の「1位」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1位 映画 聲の形

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第1位 この世界の片隅に

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第1位 何者

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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!

 

1位!!!!!3つ!!!!!!

 

 

 

 

いやー、惚れ惚れするラインナップですね。
(並び方は単にアイウエオ順なので、特にこの3つに優劣はつけてないです)

では順番に紹介してまいりましょうか。

 

 

 

 

第1位 映画 聲の形



この映画に関しては、以前ツイッターで述べた一連のツイートを参照していただければ、僕の受けた衝撃が多少なりとも伝わると思います。

 ここで述べたとおり、この映画がどこまで観客を「当事者」として巻き込もうと意図していたのかは分かりません。だけど少なくともあの劇場において、俺たちは間違いなく「当事者」になってしまっていた。だからどのキャラクターにも凄まじく感情移入してしまった。

 

終盤、ずっと泣いてた。恥ずかしながら、けっこう声あげて泣いちゃった。泣かずにはいられなかった。ごめんなさい、ごめんなさいと誰かが謝るたびに、自分のかわりに謝ってくれている気がして本当にすまない気持ちになった。どのキャラクターも愛おしくて、いますぐ抱きしめたくなった。この映画の与えてくれた2時間は、自分自身がこの映画の登場人物として彼らとともに笑い、泣き、そして前へ進む、そんな大切な時間だったように思う。

 

どのキャラクターも自分だった。

どのキャラクターも愛おしかった。

この映画を語るには、それだけで十分な気がします。

 

見どころ:お母さん、謝らないで…あなたが悪いんじゃない、誰も悪くないよ…(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 

第1位 この世界の片隅に



この映画の素晴らしさに関してはもういろんなところでいろんな人が語っているので、あえてここで述べることもないというのがもどかしいところ。なんだろう…「良い映画」という言葉で片付けてしまうのは失礼にあたるというか、「大切にしたい映画」ですよね。一生ものというか…。ホント、この映画の作り手の皆さん、そして公開にこぎ着けるにあたって援助された皆さんに「ありがとう」と言いたいです。「作ってくれて、ありがとう」って。

 

戦争ものということで、重い映画だと思い込んで足を運ばない人がいるのが本当にもったいない。

すずさん(主人公)超超超超かわいいんだぞ!!!もうそれだけ目的に観に行ってもいいんだからさ!!!!!!すずさーーーーーーーーーん!!!!!(興奮)

 

見どころ:すずさんのこの顔→(*´>∀<)

 

 

 

 

 

 

第1位 何者



「良い映画」が2本続いたところで、「嫌な映画」の登場です。
もうねー、とにかく近年、ここまで自分の心をズタズタにされた映画は他になかったですよ。上映中ホントこの場で死にたくなりましたもん。

 

さて、この映画は一見就活を描いているようでいて、実は就活そのものはあくまで舞台装置にすぎません。この映画が炙り出すのは、「何者」にもなれない人間のやりきれなさ、自分が「何者」であるかのように取り繕う滑稽さ、愚かさです。

 

作り手は、登場人物たちを突き放してその悪意性を赤裸々に晒しつつも、キャラクターそれぞれに(甘くはないけれど)温かい視線を注いでいます。
6人のキャラクターは、みな観るものに嫌悪感を抱かせる一面を潜めています。それはおそらく、いずれも観客の分身であり、過去の自分の「罪」をそこに見出してしまうからでしょう。だからこそ、真相が明らかになる―まさしく「舞台」の仕掛けすべてが白日のもとにさらされる「劇場」のクライマックスは、まるで自分自身が解体されていくかのよう。恐ろしくもカタルシスに満ちており、ほとんど感動的ですらあります。

 

間違いなく賛否は分かれるタイプの作品。登場人物に共感できるか否かで評価が真っ二つになると思うので、低評価の人の気持ちも分からないではないです。
ただ、その理由を「つまらん」とか「わからん」の一言で済ますのはどうなんだろ。自分と映画の不一致をそうやって単純化してしまうことは、まさしく「負け」を認めることじゃないのかな。就活にではなく、映画にでもなく、自分自身への「負け」を。

 

見どころ:「劇場」のシーン。もう本当に死にたかった。

 

 

 

 

 

はい、てなわけでベストテンの発表でした。
総評としては、日本映画強いなぁ…って。1位は3作品とも邦画だし、ベスト10も7作品を邦画が占めました。このあとのランキングを続けて見てもらっても分かると思うんですけど、ホント2016年は空前の邦画大豊作の年でしたね(ダメな映画もそりゃいっぱいあったけど)。

生涯ベスト級がここまでポンポン出てくる当たり年なんか、今後しばらく無さそう。
本当に劇場で観られて良かったという作品ばかりでした。

 


それでは11位以下も発表していきましょう。
ぶっちゃけ、11-20位くらいまではどれもベストテンに入れたかったです。そのくらい、どの作品もレベルが高かった。入れる/入れないは完全に俺の好みの問題ってところでしたね。

 

 

 

第11位 スティーブ・ジョブズ

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詳しくはこちら
スティーブ・ジョブズの人生における「ある40分間」をほぼリアルタイムで切り取り、それを3回繰り返して120分の映画にするという、すげえ変則的なアプローチの伝記映画。ジョブズってアップル作った人だっけ?くらいの知識しかない初心者にはまっっっっったくオススメできません(前提知識超必要)が、傲慢で、わがままで、人を傷つけ続けた彼がなぜ世界中の人に愛されるに至ったのか、その疑問にひとつの答えを与えてくれる、そんな作品だと思います。
見どころ:発表会のステージに立つジョブズの、娘に向けた表情。

 

 

 

 

 

第12位 アイアムアヒーロー

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まず日本でここまでのゾンビ映画が作られたという事実が驚きだし、それを実現させた作り手の皆さんに敬意を表したいです。なにしろちゃんとゾンビが「怖い」し、描写も攻めに攻めまくっていて興醒めなシーンがひとつもない。海外作品と比較しても相当出来が良いっすよこれ。後半はショッピングモール立て篭もりというお約束ぶりも嬉しい。韓国ロケを敢行したり完成までに1年かかったりと大変だったそうですが、ここまでのものを繰り出してくれるんならそりゃ大満足です。
見どころ:大通りのシーン、日本映画らしからぬ迫力。

 

 

 

 

 

第13位 聖の青春

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羽生善治を追い詰めながらも29歳で亡くなった天才棋士村山聖の物語。聖を演じた松ケン(20kg増量したらしい)はもちろん、羽生善治を演じた東出昌大も素晴らしく、どちらもご本人が取り憑いているようにしか見えなかった。とかく登場人物にベラベラ喋らせたり過剰なリアクションをさせる「動」の映画が跋扈するなか、ひたすら「静」を貫いた本作の美しさが際立ちます。そう、天才同士が心を通じ合わせるその瞬間も、それを黙って見守る周囲の人々も、この映画に出てくる人たちはみな「美しい」んです。
みどころ:「負けたくない」「それがすべてだと思います」

 

 

 

 

 

第14位 永い言い訳

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バス事故で妻を失った男と、同じく妻を失った父子が擬似家族を作り始める話。モックンの「大切な人がいなくなったはずなのに、なんで悲しくないんだろう」って感情や、自分を「ちゃんとした男」として見せることばかりに執心する姿、なんかすげー分かります。西川美和監督らしい、湿っぽくなりすぎず、適度にギャグを挟んでくるコミカルなテイストがとっても俺好み。それでいて最後はきっちり泣かされちゃいました。
見どころ:本木雅弘キーーーーック!!(おとなげない)

 

 

 

 

 

第15位 君の名は。

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監督もビビったと云われる大ヒット作。平凡な惹句で恐縮ですが、「普通に良いアニメ映画」だと思いますよ。なんだろう、新海誠作品の童貞性というか、痛々しいところを正しく進化させると、こんなにまっとうなアニメができるんだ、というのが純粋に驚きでした。作りたいものがある監督、それを物語に落とし込む脚本家、どうしたら世間に受け入れられるかを考え調整するプロデューサー、そして美しき映像を作り出したアニメーターと音楽家、声優たち。プロがプロの仕事をまっとうして、それが結果的に大ヒットに繋がった。そこに何の瑕疵があろうか。
見どころ:真相が判明するシーンの絶望感。

 

 

 

 

 

第16位 怒り

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東京、千葉、沖縄にふらりと現れた3人の男。彼らが逃走中の殺人犯ではないかと疑いを深めていく周囲の人間たち。3つのドラマは最後まで決して交錯することなく、それぞれの決着を遂げていく。決して多くを語らせず、演者の「顔」で物語に説得力を持たせようとする姿勢は高く評価したいです。すべての映像、すべての音楽、すべての役者の表情が、まるでそれぞれ独立した芸術作品のようにさえ見えた、格別の映画体験でした。
みどころ:お弁当の位置を調整する綾野剛(♀)

 

 

 

 

 

第17位 ハドソン川の奇跡

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一人の死者も出すことなく飛行機の不時着水に成功した「ハドソン川の奇跡」、そこで一躍英雄となった機長に降り掛かった思いがけない疑惑を追った社会派ドラマ。老練クリント・イーストウッド監督の手腕は相変わらず冴え渡り、彼のベスト作とまでは言えないまでも、まるで熟練した職人が手の感覚だけで作り上げた、地味だけど超使いやすい湯呑み茶碗みたいな特別感のある作品。卓越した職人芸、存分に堪能させていただきました。
見どころ:「次は夏にやりますね」「HAHAHA」

 

 

 

 

 

第18位 ブリッジ・オブ・スパイ

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スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演、実在の人物と事件を扱った伝記もの、という手堅いつくりの本作。その高い期待値に違わぬ仕上がりを見せてくれました。政治と司法の間で揺れる法廷劇がずっと続くのかと思いきや、後半一気にスパイサスペンスになだれ込む二幕構成。そのテンションのギャップも良かったし、ラストシーンの作り方なんかもまさしく匠の技。今年のラインナップの中でもほとんど文句のつけようのない映画のひとつです。お見事。
見どころ:偽家族(笑)

 

 

 

 

 

第19位 オデッセイ

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火星にDASH村を作る話、という評判を聞きつけて勇んで観にいきましたが、普通に真面目なSF映画でしたね(そりゃそーだ)。凡百な感想ですが、絶望的な状況下でも知恵と勇気で道を切り開き、なおかつ笑うことを忘れない人たちの偉大さに改めて気付かされましたよ。それにしてもマット・デイモンに宇宙服を着させると、『インターステラー』の風評被害「絶対こいつろくでもないことしやがるだろ」という疑念が拭えません。
みどころ:ジャガイモ作るよ(`・ω・´)

 

 

 

 

 

第20位 FAKE

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ゴーストライター事件の佐村河内守と、その妻のその後を追ったドキュメンタリー。森達也監督は一見佐村河内氏側に寄り添ってマスコミや新垣氏を批判しているように見えるけど、彼が外国人記者の質問にしどろもどろになる場面をバッチリ映していたり、実は佐村河内氏をぜんぜん信用してないのではという疑いも拭えず、信用と疑念の狭間を行ったり来たりする感覚が抜群にスリリング。僕の感想としては、佐村河内氏はやはりクズだったと思ったし、彼の飼っている猫は本当にかわいいなぁと思いました。あ、エンドロールが終わっても席を立たないでくださいね、くれぐれも。
見どころ:最後の最後になんてことをしてくれたんだ!!!!

 

 

 

 

 

第21位 ヘイトフル・エイト

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古典の引用、数々の小ネタ、やりすぎ流血描写、そしてサミュエル・L・ジャクソンの説教。まさしく100%タランティーノ果汁。話の骨格自体はたいしたことないのに、それで上映時間168分を持たせてしまうのは監督の手腕であり俳優陣の熱演に依るものである。それは確かに凄いことなのだけど、ある意味ではタランティーノフリーク以外を拒んでいる姿勢に見えなくもない。まぁそんなことはどうでもいい。名監督と名優たちの織りなす贅沢な3時間を味わえる、それで十分じゃないか。
見どころ:カート・ラッセルが破壊するギターが、撮影用の小道具ではなく本物のヴィンテージギターだった(スタッフの手違いで渡しちゃったらしい)というトリビアにクソ笑いました。

 

 

 

 

 

第22位 ザ・ギフト

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ヤバい人に目をつけられちゃった!という『黒い家』系のスリラーかと思いきや、後半意外な展開の連続で目が離せない。主人公(レベッカ・ホール)からして立ち位置がガクガク揺れ始めるのでどいつもこいつも信用できなくなります。あえてボカしたオチも含めて皮肉たっぷりで上手い作り。それにしても、「ヤバい人」を完璧に演じてかつ監督・脚本も務めたジョエル・エドガートン、とんでもない才能ですね。
みどころ:後味最悪ゥー!

 

 

 

 

 

第23位 日本で一番悪い奴ら

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最近とりわけ女子力を高めつつある綾野剛が悪徳警官に扮する実録犯罪もの。まるで学園祭の準備をするように、あるいは水曜どうでしょう(北海道つながり)のテンションよろしく、楽しそ~に犯罪を重ねていく綾野剛中村獅童+愉快な仲間たちが妙に微笑ましくもある。宇多丸さんも指摘されていましたが、全体のカラーとか音楽がなんとなく往年の伊丹映画っぽくて、犯罪映画なのに不思議な安心感というか安定感があるのよね。しかし何が怖いって、これ本当にあった話なんだよな…。
見どころ:次長。

 

 

 

 

 

第24位 SCOOP!

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超かっこいいオープニングタイトルから始まる前半は下世話な野次馬根性をビュイビュイっと刺激してくれてすごく愉しかったんですが、後半、福山雅治二階堂ふみが仲良くなってからは急に話のテンションが落ちちゃいましたね。ホント、前半のテンションのまま最後まで突っ走ってくれたら今年のベストテンに入れたかったくらい。俺は下衆な人間なのでねヘッヘッヘ。惜しいなぁー。まぁそう言いつつ好きな映画なんですけどね。
見どころ:斬れ味抜群のオープニング。

 

 

 

 

 

第25位 ヘイル、シーザー!

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50年代のハリウッドを舞台にしたサスペンス…じゃなくてコメディだな、これは。コーエン兄弟らしいオフビートでマニアックな笑いが満載のぬる~い群像劇。無意味に豪華な出演者たちチャニング・テイタムの美味しいことよ!)がキャッキャウフフしてる豪華な映像をゆるりとご堪能くださいませ。ただ、鑑賞にあたって当時の社会情勢(レッドパージとか)や古典作品にたいするある程度の知識は前提とされるので、やっぱり初心者向けではないです。
見どころ:ドチャクソ叱られるジョージ・クルーニー

 

 

 

 

 

第26位 マネーモンスター

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お、またジョージ・クルーニーですね。こちらはジョディ・フォスター監督作。今回は出演もせず、裏方一本で頑張っているようです。でもあんまり作家性みたいなのは出ていなくて、良くも悪くも普通にサスペンス映画やってますという感じ。序盤は「ふーん」って思いながら観てましたが、クルーニーが事態の主導権を握り始めると途端に面白くなり始めます。98分と短いのもマル。
みどころ:いや、あの、奥さん…(; ・`д・´)

 

 

 

 

 

第27位 クリーピー 偽りの隣人

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香川照之顔芸オンステージ…と思いきや、竹内結子の演技も良かったですねー(こんな良い役者だったっけ?)。あと『ソロモンの偽証』の藤野涼子ちゃんがすげえヘビーな役やっててびっくりしました。北九州一家監禁殺人事件や尼崎事件を思い起こさせる「侵入者」の描写はなかなか気味悪くてゾゾッときましたが、警察が無能すぎてちょっとノイズ。特に笹野高史のくだり、完全に笑わせに来てない?
見どころ:「まだまだいくぞぉ~~~www」

 

 

 

 

 

第28位 コップ・カー

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家出キッズふたりが無人のパトカーを発見。ウェーイしながら乗り回していたら、トランクから血まみれの男is誰が出てきてさあ大変。ケビン・ベーコンが、ガキにパトカー奪われて「チクショー!なんなんだよーもー!」と大人気なくキレまくる悪徳警官をキュートに好演。なんか関係ない人が巻き込まれたりして後味はあまり良くないですが、ちょいとキツめのジュブナイル・ムービーとしても位置づけられる作品だと思います。
みどころ:キレたり宥めたり忙しいケビン・ベーコンさん。

 

 

 

 

 

第29位 イット・フォローズ

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全裸中年男性(とは限らない)がなんか後ろから追ってくる新感覚ホラー。荒廃したデトロイトを舞台としたティーンの青春映画としての側面もあって、自分はそっちの要素のほうが好みだったり。いわゆる「腑に落ちる」タイプの映画ではないので、観終わったあとにいろいろ解釈できるし、議論を巻き起こせるタイプの作品です。それを楽しいととるか、消化不良ととるかで評価は分かれるでしょう。
見どころ:さて、あなたはラストシーンをどう解釈しますか?

 

 

 

 

 

第30位 スポットライト 世紀のスクープ

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アカデミー賞作品。聖職者による少年への性的暴行と、それを組織的に隠蔽していた教会を告発した新聞記者たちを追った地味な映画ですが、犯行シーンを直接的に描かずに、観客に「悪」への怒りを起こさせるつくりには作り手の誠実さを感じました。記者たちを単純な「善」として描かず、ある意味で悪に「加担」していた事実もきちんと盛り込むなど、社会派ドラマのお手本みたいなバランス感覚。ただ、そつのない優等生的な脚本や淡々とした語り口が少し鼻につくきらいはあるかもしれない。いい映画なんですけどね。
見どころ:敵側の弁護士が口にした、知られざる事実。

 

 

 

 

 

第31位 アンフレンデッド

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どうやら最近は幽霊さんもSkypeとかFacebookを使うようで、時代の流れを感じます。霊界って通信制限かからなそうだからいいな。お得な格安SIMとかWiMAXギガ放題プランとか向こうにもあるんでしょうか。どうでもいいですね。よくあるお手軽な一発ネタホラーかと思いきや細部の作り込みや役者の演技が意外と丁寧で、その点は大変好感を持ちました。
見どころ:ミキサーをそんな使い方してはいけません。

 

 

 

 

 

第32位 真田十勇士

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興行的には大敗、批評的にはボロカス言われてるみたいですが、自分はこのドンブリ勘定チックな大味感、昔の角川映画みたいで嫌いじゃないです。あと、本作のセットがそのまま『真田丸』に流用されたということで、功労賞も手伝ってこの順位。終盤に行くにつれてテンションが下がっていく感は否めませんが、エンドクレジットで流れるユーミンの曲が妙に良くて、なんだか良い映画を観た気になっちゃうのはずるいと思います。
見どころ:冒頭15分のアレはびっくりしました。あと合戦シーンはさすが迫力があります。

 

 

 

 

 

第33位 ガール・オン・ザ・トレイン

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女優陣の演技とか、全体に漂う陰鬱なトーンとか好きなんですけど、序盤の時系列操作が単純に上手くなくて、話に入り込むまでに時間がかかりました(キャラクターの顔も男3人、女3人それぞれちょっと似てるしね)。事件の真相は中盤でだいたい予想がつくような仕様にはなっていますが、意外なキャラクター同士に絆が生まれるラストは予想外。とある思わせぶりなキャラクターが実は物語とぜんぜん関係なかったのは少しがっかりしました。
見どころ:キリキリキリキリ。

 

 

 

 

 

第34位 ディストラクション・ベイビーズ

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ぶつかり合い、拡大していく暴力の連鎖。柳楽優弥菅田将暉が、格好良くもなく大義もなく、ただ本能のままに無関係な人たちを殴る、蹴る、ボコる。その繰り返し。暴力の暴力性をここまでストレートに、無駄を削ぎ落として描いた映画というのもなかなかないでしょう。ゆえに好みは大きく分かれる。特に菅田将暉ファンは過去最悪にクズな菅田将暉に対面する羽目になるので、くれぐれもご注意を。現に上映中、何人か途中で劇場を出ていきました。
見どころ:菅田将暉(クズ)vs小松菜奈(ドア攻撃)

 

 

 

 

 

第35位 ドント・ブリーズ

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え、なんか順位低くない?とお思いのあなた。すいません、あんまり合わなかったんですよぉー!期待値高すぎたのかもしれないけど、スーパー爺がアホな若者をフルボッコにしていく無双展開を想像したら爺が意外と弱くて(´・ω・`)ションボリみたいな。あと家を出てからの展開がちょっと長すぎますね。『イット・フォローズ』同様、貧困層の若者たちの閉塞感みたいなものはよく描けていました。
見どころ:アレを飲まされる爺。

 

 

 

 

 

第36位 ミュージアム 

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志の高い作品ではあります。画へのこだわりを感じさせる映像、役者の体当たり演技も見応えがあるし、日本映画らしからぬグロ描写などはそれだけでも評価したくなる。惜しむらくは、『セブン』というあまりにも残酷な比較対象がこの映画には常についてまわるということ。モーガン・フリーマンとブラピに比べて、この映画の警察はあまりに説得力がありませんでした。

見どころ:原作と変えたオチはなかなかうまいと思います。

 

 

 

 

第37位 ロスト・バケーション

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みんな大好き鮫映画。といっても空から鮫ちゃんが降ってくるとかではなく、岩に取り残された女性が鮫と戦いながら頑張るという正統派サバイバル劇です。最小限の舞台と最小限の登場人物でドラマを作り出そうとするその心意気や良し。欲を言えば、もうすこし終盤の展開に盛り上がりが欲しかった、もしくはもうちょい短くまとめたほうがピチッと仕上がったんじゃないかなー。

見どころ:地元サーファー2人組の扱い。

 

 

 

 

 

第38位 残穢 住んではいけない部屋 

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 小野不由美原作の映画化。怪談ものを多く手掛けてきたベテラン監督による手堅い作りで、再現ドラマと完全なフィクションの間、ホラーとミステリの中間くらいを狙った塩梅がなかなかよろしゅうございます。ただラストの展開は誰がどう見ても蛇足そのもので、ここで大きく評価を下げてしまいました。あの電話で終わっていればなあ…。
見どころ:映画本編より、見終わった夜、就寝前に電気を消す時がいちばん怖いんじゃないかな。

 

 

 

 

 

第39位 ゾンビスクール!

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生徒がゾンビ化した小学校で、ダメ教師たちがクソガキをぶち殺しながら脱出を目指すサバイバルムービー。まぁよくあるおバカ映画の類ですが、あんまり期待しないで観たぶん、そこそこ楽しめました。それにしても、いまや大スターでありながらこういう小品にも喜々として出演しちゃうイライジャ・ウッドがぼくは大好きです。
見どころ:オープニングが悪趣味で素敵。

 

 

 

 


さて残りは10作品、
すなわち、ワースト10ですね(ワクワク)。

 

では行ってみよー!

 

 

 

 

 

 

 

第40位(ワースト10位) スーサイド・スクワッド

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別に「超つまんねー」ってわけでもないですが、もっといくらでも面白くできたはずなのになぁという残念賞でこの順位。特にラストバトルのガッカリ度は半端ない。あ、そういえばハーレイたんを主人公にしたスピンオフの製作が決定したそうですね。こっちよりたぶんそっち見たほうが満足感高いんじゃないかな……なんだかんだでプログラムと青円盤は買いましたけどね(ツンデレ)。
見どころ:ハーレイ(他になにがあるの)

 

 

 

 

 

第41・42位(ワースト9・8位) 64 前編/64 後編

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重厚な俳優陣、重厚な演出、映像、音楽。良い映画になりそうな予感はするのに、なんでこんなに退屈なんだろう。特に前編はぜんぜん話が進まないうえに、警察内部とマスコミのお家事情ばかり見せつけられてうんざりします(前編のラスト5分でようやく事件が動き始めるからね)。やっぱりこれ、刈り込んで一本にまとめるか、連ドラでやるべき原作だったと思うなぁ。
見どころ:後編、ある登場人物の「顔」が一変するシーンはゾクッとしました。

 

 

 

 

 

第43位(ワースト7位) 

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

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別に悪い映画じゃないんですが、本格ミステリだと思っていたら老人介護ムービーだったのでだいぶ肩透かしを食らいました。そんなわけでこの位置。老いぼれシャーロック・ホームズが、ボケによって薄れゆく自分の記憶を探るミステリという趣向自体は魅力的なんだから、もうすこし推理要素を強めてくれれば見応えが増したと思います。
見どころ:とはいえ、イアン・マッケランの「老い」演技は一見の価値ありです。

 

 

 

 

 

第44位(ワースト6位) 

10 クローバーフィールド・レーン

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なにこれ。クローバーフィールドじゃない。
密室サスペンスとして見ればそこそこの出来かもしれませんが、「こんなのクローバーフィールドじゃねえ!」が先立ってしまってなんか楽しめませんでした。役者陣の演技はマルで、特にジョン・グッドマンのキレっぷりは良かったです。部屋から出たあとは面白くないけどね。
見どころ:ある人物が射殺されるタイミング。

 

 

 

 

 

第45位(ワースト5位) X-ミッション

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ハートブルー』のリメイク。エクストリームスポーツを使って犯罪を行う組織にFBI捜査官が潜入して捕まえる話のはずが、いつの間にか危ないスポーツしてる人を一緒にプレーしながら止める話になっちゃってるのが妙に笑いを誘う珍作。映像はたしかに凄いんでしょうが、キアヌとパトリック・スウェイジに比べて、この主演ふたりは「華」がないなぁ…。
見どころ:えー、お前ヘリで帰っちゃうの…(驚)

 

 

 

 

 

第46位(ワースト4位) エンド・オブ・キングダム

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エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編。前作も、韓国首相の側近が実は国際指名手配されている北朝鮮工作員だったとか無茶にもほどがある設定でしたが、今作はそれに輪をかけてすさまじい。アメリカ大統領をおびき寄せるため(だけ)にイギリス首相を毒殺する(!)+残りのG7首脳も全員殺す(!!)とか、警備の警官が裏切り者だらけとか。イングランドさん、俺が許すからもっかいアメ公に戦争仕掛けていいよ。
みどころ:G7首脳が事務的にポンポン殺されていくところはバカすぎて爆笑しました。

 

 

 

 

 

第47位(ワースト3位) グッドモーニングショー

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詳しくはこちら
いや、前半はお仕事ムービーとして結構楽しいんですよ。でも後半、舞台が立てこもり現場に移ってからはいつも通りの君塚良一イズム、はっきり言って不愉快。歪んだプロ意識と大衆蔑視をこれでもかと見せつけてくる。クライマックスの展開に至っては空いた口が塞がらない。いちばん立ち向かうべき問題から逃げて責任転嫁して、何か社会を「斬った」気にならないでください。
見どころ:「それではいったんCMです」と「占いのコーナーです」は笑ってしまいました。

 

 

 

 

 

第48位(ワースト2位) 

インディペンデンス・デイ:リサージェンス

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誰も(たぶん監督も)やりたくなかったであろう誰得続編企画。作り手のやる気のなさがヒシヒシと伝わってくる映画は見ていてつらいです。すっごい金がかかっているはずなのにまったく盛り上がらないディザスターシーン、類型的な人たちが類型的に死んでいく、ぬるい人間ドラマ。いろんな意味で『シン・ゴジラ』の対極にある作品だと感じました。それにしても、開始20秒くらいで「あ、ダメだ」と分かる映画も珍しいと思うので、オープニングはある意味必見。
見どころ:クライマックスのバスのくだりは、もう笑うしかないよね。

 

 

 

 

 


ふふふ。


そう。


ワースト1位は、インディペンデンス・デイ:リサージェンスじゃないのです。

 


ということは…???

 

 

 

 

 

 

 


2 0 1 6 年 の ワ ー ス ト は 、 こ れ だ 。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


第49位(ワースト1位)


TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ

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ごめん。好きな人がいるのは知ってますが、俺はこれ、本当にダメだった。
ていうか、耐えられなさすぎて途中で観るのをやめて、やっぱり批評するからには最後まで観ないといけないと思ってもっかいDVD借りて最後まで観て、やっぱり死にました。

うあああああ!!!!!トゥーヤーングトゥーーーーダーーーイ!!!!地獄へ堕ちろ!!!!!!

 

あのね、断っておくけどクドカンは好きですよ。木更津キャッツアイIWGPも大好きだし、なんならゼブラーマンだって嫌いじゃないし。神木隆之介くんだってもちろん大好きですよ。でもそんな俺が耐えられなかったんですよ。その心情を汲んでくださいよ。

 

うーん、なにがダメだったんだろう。
何しろ映画全体が下品で不快ですよね。また予防線貼っときますけど、下品な映画、ぼくは本来大好物ですよ。でもこの映画の下品さは、なんていうんですかね、面白さに繋がらない、ただ下品なだけの下品さなんですよ。とにかく笑わせようと狙ってるシーンのすべてが目を覆いたくなるくらいにすべっていて悲惨。末期のエンタの神様で、ピン芸人が「チキショーーー」とか叫んでいるのを家族全員死んだ目で眺めている光景とか思い出しちゃいました。

 

あと、コメディとはいえ、「死」にたいする扱いがちょっと杜撰すぎやしませんかね。
いや別にそういう世界観ならそれでいいんですけど、長瀬智也の過去話とか変に感動に持っていこうとしていたりして、この物語のリアリティラインがよく分かんないんですよ。悪い意味で堤幸彦っぽいというか、あるいは『ステキな金縛り』のダメな部分がより増幅されてるみたいな。

 

結論としては、クドカンに全権任せないほうが良いのかなーってことですかねー。
クドカンは多分自分のやりたいことを「うへへへへー」とか奇声を発しながらガンガン推し進めていくタイプだと思うんで、やっぱりこのひとの持つ面白さを作品として昇華させるには、そのヘンテコさを上手く加工したりコントロールできる人が周りにいないとダメなんじゃないかなあ。

 

そんなわけで、人生最悪の映画です!みたいなテンションだった2014年ワースト(神は死んだのか)や2015年ワースト(レフト・ビハインド)に比べたら幾分擁護の余地ある作品ですが、観たことを後悔した度ではやっぱり今年ブッチギリだったので、2016年のワースト1位とさせてください。

 

みどころ:特殊メイクさん、お疲れさまでした。
     あと主題歌自体は別に嫌いじゃないです。

 

 

 

 


てなわけで、2016年の新作映画48作品ランキング、いかがでしたでしょうか。

 

『ファンタスティック・ビースト』とか『シング・ストリート』、あとデスノートの新作とか観られてなかったですねー。特に後ろ2つはベスト/ワーストランキングに食い込みそうな2つだからちょっと惜しいところ。まぁ暇を見つけてツタヤで借りてきますよ(^ν^)(デスノはいいや)

 

あ、そういえばポッピンQも観てないや…
あれは、うん、観ます。ちゃんと。

 


それより気になってるのが、今年に入ってからぜんぜん映画観られてないってこと。
現時点で劇場に足を運んだの、まだ4回くらいだっけ。それこそ月1レベルっすよ。DVDはちょこちょこ観いてたりするんですが。
ようやくバタバタした時期も終わりつつあるので、そろそろ劇場通いも再開したいところですね。

 

そろそろブログの更新頻度も上げていきますよ(`・ω・´) うふふ♡
ではでは、またお会いしましょう。

 

 

 

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(順位表)

1位 何者
1位 この世界の片隅に
1位 映画 聲の形

4位 ヒメアノ~ル
5位 シン・ゴジラ
6位 ズートピア
7位 帰ってきたヒトラー
8位 ザ・ウォーク
9位 葛城事件
10位 ピンクとグレー

11位 スティーブ・ジョブズ
12位 アイアムアヒーロー
13位 聖の青春
14位 永い言い訳
15位 君の名は。
16位 怒り
17位 ハドソン川の奇跡
18位 ブリッジ・オブ・スパイ
19位 オデッセイ
20位 FAKE

21位 ヘイトフル・エイト
22位 ザ・ギフト
23位 日本で一番悪い奴ら
24位 SCOOP!
25位 ヘイル、シーザー!
26位 マネーモンスター
27位 クリーピー 偽りの隣人
28位 コップ・カー
29位 イット・フォローズ
30位 スポットライト 世紀のスクープ

31位 アンフレンデッド
32位 真田十勇士
33位 ガール・オン・ザ・トレイン
34位 ディストラクション・ベイビーズ
35位 ドント・ブリーズ
36位 ミュージアム
37位 ロスト・バケーション
38位 残穢 住んではいけない部屋
39位 ゾンビスクール!

40位(ワースト10位) スーサイド・スクワッド
41・42位(ワースト9・8位) 64 前編/64 後編
43(ワースト7) Mr.ホームズ 名探偵最後の事件
44(ワースト6) 10 クローバーフィールド・レーン
45(ワースト5) X-ミッション
46(ワースト4エンド・オブ・キングダム
47(ワースト3) グッドモーニングショー
48(ワースト2) インディペンデンス・デイ:リサージェンス
49(ワースト1) TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ