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発表!2014年映画ランキング ベスト&ワースト10 全52作品レビュー

※2015年ランキングはこちら↓

発表!2015年映画ランキング ベスト&ワースト10 全50作品レビュー - ノラブログ。

 

こんばんは、NORAです。

 


前から書く書くと言いつつ先延ばしにしてきた、2014年映画ランキング
そろそろ3月も終わりなのでいまさら感半端ないんですが、ようやく完成しました。


ってことで、この場で発表しようかと思います。

 

 

 

 


【2014年映画ランキング】
対象:2014年に日本で劇場公開、またはDVDスルーで観ることが可能になった映画(『ゼロ・グラビティ』など、公開時期が微妙に年をまたぐ作品もカウントしました)
鑑賞方法:映画館もしくはDVD
対象作品:52作品(邦画・洋画・その他ごちゃまぜ)

 

 


で、ランキングつけたわけなんですが、完全にこれはもうオレの好み、オレ基準です。明らかに完成度に問題あるけど上位に入ってる作品とか普通にありますし。

 


なので、あなたが好きな作品がワーストに入ってても怒らないでね!ね!


あなたが面白いと思ったのなら、その気持ちがいちばん大事なんですからね!

 

 


あと、順位をつけたのは1~51位までで、1作品だけランキングからは除外しました。理由はあとで述べます。

 

 

 

 

とまぁ、前置きはこのくらいにして、まずはベスト10の発表です。
いってみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


第10位:パズル

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本年のダークホース『先生を流産させる会』の内藤瑛亮監督らしい倫理的にレッドカードな描写の連続で、「よくあるデスゲーム映画でしょ?」と軽い気持ちで観ると大変なことになる特大の危険球。あの中身スッカスカの原作小説をよくぞここまで仕上げた!

見どころ:一番画面から目を逸らしたくなったのは、「トマト」のくだり。

 

 

 

 

 

 

第9位:ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!

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エドガー・ライト監督、サイモン&ニックコンビ主演の最新作。キュートなおっさんたちが酒を飲みまくってついでに地球の命運を懸けて戦う、お話の軸がよく分からない映画。最初は過去作の焼き直しだなぁって感じてたけど、何度も観てるうちにどんどん好きになりました。

見どころ:一人で外に出たサイモンをニックが追いかけるところ。がんばれデブ!

 

 

 

 

 

 

第8位:ゴーン・ガール

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デヴィッド・フィンチャー監督の最新作。ま、面白くないわけがないわけで…事件解決以降がちょっと長かったのが不満かな?男にとっては悪夢のようなホラー、女にとっては元気をくれるブラック・コメディ。夫婦やカップルで観に行くのは絶対にやめましょう。

見どころ:映画が終わったあとの観客席の「うわぁ…どうしよう…」感。

 

 

 

 

 

 

第7位:TOKYO TRIBE

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セリフのほとんどをラップで進行するという変わったコンセプトのミュージカル映画。前作『地獄でなぜ悪い』に引き続き、園子温監督の「祭り」テンションが楽しめる。心配していたラップパートが予想外に素晴らしくて、即座にサントラ買いました。

見どころ:どの曲も良かったけど、いちばん好きなのはラストにかかる「HOPE」ですねー。

 

 

 

 

 

 

第6位:テロ、ライブ

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ラジオの生放送中にかかってきた爆弾テロ犯からの電話。そこから始まる、犯人とキャスターのリアルタイム90分の攻防戦。とにかく緊張感とテンションの上がり方が半端じゃねえ!カタルシス溢れるラストも、甘えを許さない韓国映画ならではの気迫を感じます。

見どころ:警察の長官が出てきた時の「あ、やばい」という予感。

 

 

 

 

 

 

第5位:ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

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アメリカの片田舎を舞台にした、父子のロードムービー。素朴な白黒の画面からにじみ出る優しさ、温かさにとってもハートウォーミングな気持ちになりました。上品なユーモアとペーソス溢れるつくりが素敵。さながらアメリカ版『東京物語ともいえようか。

見どころ:母ちゃんが親戚どもに喝を入れるシーンは溜飲が下がりました。あとやはり、ラストの「凱旋」がサイコーですね。

 

 

 

 

 

 

第4位:ウルフ・オブ・ウォールストリート

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グッドフェローズ』以来のマーティン・スコセッシ節が炸裂した、ハチャメチャな成り上がり物語。金と女とドラッグにしか興味のないゲス野郎をディカプリオが熱演。役者の演技や演出はもちろん、音楽の使い方が洗練されていて感心しました。

見どころ:レモンヘッズの曲に乗せてFBIが乗り込んでくるクライマックスからラストシーンにいたるシークエンス。

 

 

 

 

 

 

第3位:イントゥ・ザ・ストーム

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期待値を低くして観に行ったら「あれ?すげぇ面白いじゃん!」って感動した拾い物。短い上映時間の中できっちり定石を押さえていて、ディザスタームービーとして出色の出来だと思います。そんなわけで、自分でも意外な堂々のベスト3。

見どころ:対竜巻特装車タイタン。かっこいい!

 

 

 

 

 


第2位:LIFE!

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主人公が世界中を旅する、人生応援系自己啓発ムービー。嫌味なく爽やかに仕上げてるあたり、監督ベン・スティラーの手腕が伺えます。ちょうどこの頃、仕事とかで悩んでいた時期なのもあって、ダイレクトに心に響きました。単純な「旅して良かったね~」映画にならないのはさすが。

見どころ:「主人公はどの時点から妄想することをやめたのか?」に注意しながら鑑賞してみよう。

 

 

 

 

 


第1位:グランド・ブダペスト・ホテル

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100分という短い尺のなかに、歴史、人生、友情、恋愛、生と死すべてを詰め込む。軽快なコメディ映画のくせに恐ろしいほどの完成度の高さで、隙がない。まさしくウェルメイドの名に相応しい、最初から最後まで文句のつけどころがない2014年ベストワン。

見どころ:弁護士がウィレム・デフォーに追跡されるシーンと、雪山でのチェイス。

 

 

 

 

 

 


はい、というわけでベストテン決定!


人によって好き嫌いはあれど、どれも自信を持ってお薦めできる映画です。

少なくとも、観て損はしないと思いますぜ。

 

 

では続いて、11-20位の発表。


惜しくもベスト10には入らなかったものの、優れた出来の映画が並びます。
(個人的好みが入ってる作品も多々ありますが…)

 

 

 

  

 

 

 


11位:GODZILLA ゴジラ

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不満点はあるにせよ、それを補って余りある見事な正統派怪獣映画。ケン・ワタナベが日本語の発音で「ゴ・ジ・ラ」って言うシーンでもう5億点突破してるんで、細けぇことはいいんだよ!でもこれを作ったのが日本じゃなくてアメリカってのが、なんか悔しいよね。

見どころ:ハワイのシーンで、ゴジラの全体図を下からぐぐっと見せていくところ。

 

 

 

 

 

 

12位:ゼロ・グラビティ

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世評的にも絶賛の嵐、ってことであえてベスト10には入れませんでしたが、率直に素晴らしい映画体験でした。まぁ、なんといってもIMAX3Dで観ることに尽きる。自宅のテレビでDVDで観たところで魅力半減だと思います。

見どころ:クライマックスの大気圏突入。映画で感動するってのは、こういうことなんだよ!

 

 

 

 

 

 

13位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

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なんでこの順位なんだよ?って声が聞こえる…。いいじゃん、みんな高評価してるんだから!今さら俺が褒める必要ある?老いも若きも楽しめるスペースオペラの傑作、新時代のスター・ウォーズ頭からっぽにして心から楽しめる映画、オススメです。

見どころ:タイトルバックの「おおっ?」感。

 

 

 

 

 

 

14位:映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

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今年の「泣き」アニメを選ぶなら、「ドラ泣き」とかほざいてるアレじゃなくて断然こちらを選ぶべきでしょう。『オトナ帝国』『戦国大合戦』以上とは言わずとも、間違いなくそれらに次ぐレベルの傑作。シリアスとギャグの配合が絶品です。

見どころ:すごく深刻なシーンから間髪入れずに挿入される、某テレビ番組のパロディギャグ。思わず劇場で吹きました。

 

 

 

 

 

 

15位:劇場版K MISSING KINGS

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どこに置くか悩んだんですが、このへんの順位で落ち着かせてください。Kを劇場で観られたというだけで5億点は軽々と突破。上映時間の短さ(せめて90分はくれよ!)とかいろいろ不満はあるにせよ、とりあえず、おかえりK。ありがとうK。また会えるのが楽しみだよK。

見どころ:ニートと化した八田ちゃん。

 

 

 

 

 

 

16位:イン・ザ・ヒーロー

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ポスターからは分かりづらいけど、スーツアクターのお話。僕は特撮クラスタではありませんが、作り手の真摯な情熱が伝わる映画は観ていて気持ちが良いです。特に前半は文句なし。ラストの大立ち回りは確かに素晴らしいけど、せっかくここまでやるのなら作中の設定通り、長回しワンカットが観たかった。いや無理な注文なのは分かってるけど。

見どころ:結婚式の余興のシーン、すっげぇ楽しそうでうらやましい。

 

 

 

 

 

 

17位:ザ・ベイ

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のどかな港町が寄生虫の蔓延によって一日にして地獄と化していく様子を、ファウンド・フッテージ(手持ちカメラのモキュメンタリー)形式で描く。パラノーマル・アクティビティの成功以降、この手の映画って量産されてるけど、これは妙に出来が良いと思ったら監督がレインマンの人じゃないか!虫だらけなのでガチでトラウマ注意。

見どころ:死体だらけになった病院内を、ひとり歩く絶望感。

 

 

 

 

 

 

18位:思い出のマーニー

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予告編観て「ウホッ百合キタコレ」と一人で興奮してたんですが、なかなかどうして良いお話でした。マーニーが現実の存在でないことは早々とバラし、「彼女は何者か?」「主人公は何者か?」という2つの謎でグイグイ話に引き込んでいきます。導入と発展が素晴らしい反面、終盤はちょっと説明過多かな。あのおばさん事情把握しすぎ。

見どころ:田舎の集会場で(たぶん近隣の小学校から譲られた)「学校机」が使われているとか、そういう細かいディテールが好きです。

 

 

 

 

 

 

19位:インターステラー

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宇宙ヤバイ現代解釈版『2001年宇宙の旅』って感じでしょうか。それにしても今年はSFが豊作ですね。無茶なスケールのSF映画であり、科学考証をきっちりやった理系映画であり、そして至高のロボ萌え映画でした。TARSかわいいよTARS。

見どころ:万能ロボTARSのツンデレぶり(ていうか、こいつらだけで宇宙探索させろよ)。

 

 

 

 

 

 

20位:フルートベール駅で

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09年元旦に発生し、全米を二分する大論争となった警官による黒人青年射殺事件を題材に、殺害された青年の人生最後の一日を描く。青年を単純な善人としてではなく、どこにでもいる、欠点も魅力も抱えた普通の人間として捉えたクールな視線が、むしろ観客の涙を誘う。

見どころ:映画の最初と最後に実際の映像が流れるのはずるい。重い。

 

 

 

 

 

 

 

 


ではでは、続いて21-31位。


作品によって多少の欠点はあれど、全体的には充分に楽しめた作品群です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


21位:ブルージャスミン

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金持ちのご婦人が転落していく物語。かなりキツいというか痛いというか、胃にくる感じの映画なので気軽に観ないほうがいいかもです。それにしても、この内容を軽快なテンポと音楽で淡々と語っちゃうウディ・アレンという監督は、なんと性格が悪いんでしょうか。

見どころ:主人公がパーティで会った男性に平気でウソをつくところ。

 

 

 

 

 

 

22位:フライト・ゲーム

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精神不安定なリーアム・ニーソンが飛行機内で怒ったり暴れたりオドオドしたり拳銃ぶっ放したりするのを楽しむ映画。明かされる真相にはビタイチ納得できませんが、そこに至るまでの過程がたいへん面白かったのでオールオッケー。

見どころ:最初の死者が出たときの「これはまずい」感。

 

 

 

 

 

 

23位:オール・ユー・ニード・イズ・キル

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「死ぬ瞬間に時間が戻り、ループする」という設定のもと、ダメダメ中年トム・クルーズが世界の命運を懸けて頑張る。ゲーム的面白さでグイグイ引っ張る前半に比べて、普通のアクションになっちゃった後半が残念。あと、夜の戦闘はかなり見づらい。

見どころ:改造マリオなみのテンポで無駄死にしまくるトム。

 

 

 

 

 

 

24位:ジャージー・ボーイズ

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一斉を風靡したバンドグループの伝記映画。淡々と進むのでちょっと物足りない部分もあるけど、なかなか軽快で楽しかったです。フォー・シーズンズというバンド名は知らなくても、「君の瞳に恋してる」のサビ部分は絶対に聴いたことがあるはずだ!

見どころ:エンドロールのミュージカルシーンは愉快でした。

 

 

 

 

 

 

25位:アナと雪の女王

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はいはいレリゴーレリゴー。もう説明不要ですね。俺はエビフライことハンス王子が大好きです。映像と歌サイコー、ストーリーはよく考えるとなんか微妙っちゃ微妙なので(家出した姉貴を連れて帰るだけの話だしね)、このへんの順位に落ち着きました。

見どころ:ハンスのもみあげ。

 

 

 

 

 

 

26位:ディス/コネクト

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SNSでの好奇心やちょっとした悪意が巻き起こす、取り返しのつかない悲劇。インターネットと単純な「悪」として描くのではなく、人間関係の破壊と再生にスポットを当てた作り手の着眼点の鋭さが際立つ。重く、切ない映画だけど、若い世代の人にぜひ観て欲しい作品。

見どころ:3つのエピソードが交錯するクライマックス。

 

 

 

 

 

 

27位:レッド・ファミリー

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誰もがうらやむ理想的な一家は、実は家族になりすました北朝鮮のスパイたちでした、という韓国産サスペンスコメディ。女性陣の演技が最高(娘役の子のツンデレぶりの可愛さといったら!)。クスクス笑える前半と、一気にシリアスになる後半の落差が重い。

見どころ:隣の一家と食事してたら北朝鮮の話題になって気まずくなるところ。

 

 

 

 

 

 

28位:なんちゃって家族

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社会のはぐれ者たちが家族になりすまして麻薬を密輸するというクライムコメディ。無意味な下ネタ多かったけど、笑いあり、ハラハラドキドキあり、爽やかな感動ありと王道の展開で、安心して楽しめました。やはりアメリカ、こういう映画作らせると上手いね。

見どころ:童貞がエマ・ロバーツジェニファー・アニストン相手にキスの練習するシーン。うーん、うらやましい。

 

 

 

 

 

 

29位:劇場版TIGER&BUNNY -The Rising-

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タイバニ劇場版2作目。ご新規さんにも常連さんにも優しいつくりで、大変まっとうな映画化だと思います。意地悪に言えばテレビの延長版。安心して観られる、しっかりした作りの作品とは思うけれど、もう少し何か+αが欲しいと思うのはわがままだろうか。

見どころ:ライアンとバニーちゃんがそれなりに仲良く仕事してるのを見てしょんぼりするおじさん。

 

 

 

 

 

 

30位:her 世界でひとつの彼女

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OS(人工知能)に恋しちゃった男の話。全体に漂う近未来感(服装、美術)が素敵。恋愛映画って苦手なんですが、それでもまぁまぁほっこりした感じで観られました。しかし声だけとはいえ、けっこう濃厚なエッチシーンがあるのはちょっと驚いた。

見どころ:OSの声の日本語吹き替えが林原めぐみなんですよねぇ…。

 

 

 

 

 

 

31位:LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標

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悪い意味で話題になった小栗実写版じゃなくてこちらはアニメ、しかも限りなく原作テイストに近いルパン。正味1時間の小品ながら楽しませてもらいました。「カリオストロ」以降の正義の味方路線をばっさり捨て、「俺たちは泥棒だ」と言い切ったのは素晴らしいと思います。

見どころ:ラストの煙草のシーンは素直に「いいッ」と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 


さて、そろそろ後半に差し掛かってまいりました、32-41位。


相対的に順位は低めですが、ほとんどは悪くないというか、嫌いになれない感じの作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 


32位:超高速!参勤交代

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ぶっちゃけ中身はタイトルほどはじけてないし、脚本や演出の粗もいくらか目立つ作品です。でも、こうした「老若男女が安心して楽しめる時代劇を作ろう」という作り手の姿勢は好感が持てるし、応援したいし、そしてある程度成功していると思います。

見どころ:ぼーっとしていた佐々木蔵之介が、いきなり格好良くなる殺陣シーン。

 

 

 

 

 

 

33位:8月の家族たち

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キツい映画その2。『おとなのけんか』みたいな舞台型コメディを期待して安易に鑑賞すると吐きそうになります。心に残るシーンは多かったけど、二度と観たくないです。ホント、「こう」なっちゃった家族は、どう再生すればいいんだよ…

見どころ:ママの昔話が、ほんわかストーリーかと思いきやスゲー嫌な話だったとき。

 

 

 

 

 

 

34位:フィフス・エステート/世界から狙われた男

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ウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジの伝記映画。が、アサンジ本人からはボロカスに言われ興行的には大コケ、あげく日本では劇場未公開とふんだり蹴ったりな作品。言われてるほど悪くないと思うんだけど、『スティーブ・ジョブズ』同様、スタイリッシュな映像で矢継ぎ早にエピソードを繋げて伝記風にに仕上げる手法は、いささか食傷気味。

見どころ:ラストカットはなかなか気が利いています。

 

 

 

 

 

 

35位:サード・パーソン

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パリ、ローマ、ニューヨークそれぞれに男女の登場人物を配置し、各エピソードが並行して進むという複雑な構造の群像劇。映画の仕掛け(どんでん返し)の発想自体はとても面白いんだけど、やや消化不良かな。観終えたあと、みんなで議論できるという点ではコスパの良い映画かも。

見どころ:リーアム・ニーソンの愛人がホテルを全裸で駆け回るシーン。

 

 

 

 

 

 

36位:LUCY/ルーシ

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わーい!頭の悪い映画だ!とりあえず、スカーレット・ヨハンソンがめっちゃ強くなります。テンポが良いように見えて実は悪かったり、細部が相当いい加減だったりするあたりはある意味安定のリュック・ベッソン・クオリティ。でもまぁ似た題材の『トランセンデンス』の100倍面白かったので別にいいや。

見どころ:ヨハンソンの口からなんかよくわかんないもんヴァーってなってまわりがガーってなるシーン(適当)。

 

 

 

 

 

 

37位:ルパン三世

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原作にそこまで思い入れがない(好きだけど)せいか、予想よりだいぶマシな出来でした。キャストや画作りに関してはいい線いってると思います。小栗旬、ハマってたし。ダメなのは脚本ね。あとマイケルって誰だ!さりげなく加わってるハッカーのお前、誰だ!

見どころ:セキュリティ会社の人、初対面の人にもらった怪しいUSBとか無闇に差し込まないほうが良いと思うよ。

 

 

 

 

 

 

38位:サンブンノイチ

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品川祐監督作品。ギャグが邪魔とかいろいろ言いたいことはあるけど、普通に楽しめる作品でした。芸人としての品川さんは嫌いでも、この人に映像作家としての資質があることはもはや疑いようが無いでしょう。ピアノジャックのテーマ曲はとても格好良いです。

見どころ:窪塚洋介とピーター(池畑慎之介☆)は、もう存在だけで面白い。

 

 

 

 

 

 

39位:大脱出

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スタローンとシュワちゃんのイチャイチャを堪能する(だけの)映画。それ以上でも以下でもない。緻密な脚本とか大どんでん返しとかを期待しなければそれなりにドキドキするし楽しめるかな。で、日本版のポスターが盛大にネタバレしてるのはどういうこと?(画像はアメリカ版ポスターなのでご安心を)

見どころ:スタローンとシュワちゃんが一緒に映ってるシーンすべて。

 

 

 

 

 

 

40位:白ゆき姫殺人事件

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自分の行動をいちいちツイッターにあげまくる綾野剛と、ツイートをいちいち役者に読み上げさせるという演出にガン萎え。文字メディアを映像で取り上げることに対してあまりに工夫が無く無頓着です。ただし、変に感傷的にせず、テンポよくコミカルに仕上げたうえでラストに一点集中で「泣き」を持ってくるあたりはさすがベテラン監督だなと思いました。

見どころ:綾野剛の役名のテロップが出たとき。これがこの映画の伝えたいことのすべてでしょう。

 

 

 

 

 

 

41位:悪魔は誰だ

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誘拐サスペンスとしては良く出来ています。終盤で構図を一気に逆転させてしまう脚本はお見事としか言いようがない。ただ、真相発覚以降がちょっと長すぎますな。答えの分かってるパズルの解き方を延々と聞かされているみたいでちょっとゲンナリしました。

見どころ:母親が犯人の家に侵入し、バックの障子に犯人の影が映し出されるシーン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、最後に42-51位。ここからはいわゆる「ワースト10」です。


44位くらいまでは、別にワーストに入れるほどひどい作品ってわけじゃないです。他が良かったからこの順位になっちゃったのであって、ちょっと申し訳ないなぁと。

まぁ、逆に48位以降とかになると怒り狂ってますが…

 

 


それではいってみましょう。
ワースト10の発表です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


42(ワースト10)位:円卓 こっこ、ひと夏のイマジン

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決して悪質な映画じゃないし、行定勲は個人的に応援したい監督です。でもこの人、明らかにファンタジーは向いてないんですよ。日常風景撮らせると上手いのに、そこに出し抜けにウソくさいCGとか登場するから、なんだか居心地が悪いです。子供の視点を表現したいのは分かるけど、文字が宙に浮くとか、そういうことじゃないと思うんだよな…

見どころ:相変わらず恐ろしく芸達者な芦田愛菜。あと、『ぬ~べ~』の100倍まともに演技してる丸山隆平

 

 

 

 

 

 

43(ワースト9)位:ポンペイ

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バイオハザード』の監督が作ったディザスター映画。全体にぬるい、薄味のタイタニック。後半、「はい出番終わりですよー」ってノリで脇役が事務的に死んでいくのはエメリッヒ作品みたいでちょっと面白かった。それにしても、馬の首の骨を折ってブッ殺す主人公を見て「素敵…」って胸キュンするヒロインの思考が心配です。

見どころ:船で逃げようとしたキャラに、ものすごいピンポイントに火山弾が直撃するところ。爆笑しました。

 

 

 

 

 

 

44(ワースト8)位:STAND BY ME ドラえもん

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詳細はこちらのブログ記事を参照してください。

http://nora912.hatenablog.com/entry/2014/09/02/220040

好感持てるところもあるんだけど、決定的に許せない改変があったのでワーストにランクインさせて頂きました。ドラえもんだろうと、あるいはドラえもんだからこそ、こういう押し付けがましい「泣き」は気に食わないですね。

見どころ:しずかちゃんの可愛さ。

あと、タケコプターで街を飛び回るシーンを3Dで観れたのは良かった。

 

 

 

 

 

 

45(ワースト7)位:渇き。

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中島哲也監督作。前作『告白』が素晴らしかったんで期待を胸に向かったのですが、完成度低くてしょんぼり。とにかく構成が冗長で観れたもんじゃないです。特に真相発覚以降の雪山のシーンが長い長い。早く終わらねーかなって思わず腕時計見ちゃいましたよ。

見どころ:橋本愛ちゃん可愛い。

 

 

 

 

 

 

46(ワースト6)位:アメリカン・ハッスル

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詐欺師とFBIが手を組んだ、実際に起きたおとり捜査事件を扱った映画。騙しのプロたちの謀略合戦を期待して観たら、もともとズサンだった計画を間抜けな人たちがさらにグダグダにするというどうしようもない話。なんでこれ本国でこんなに評価高いの?

見どころ:ちょい役のくせにやたら存在感を醸し出すロバート・デ・ニーロ

 

 

 

 

 

 

47(ワースト5)位:複製された男

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考えさせるタイプのオチなのはともかく、分かってもスッキリしないつーか、そこに至る過程も別に面白くないつーか。すいません、ひたすら退屈で、はっきり嫌いなタイプの映画でした。

見どころ:ラストシーン…たしかに「びっくり」はするけれど。

 

 

 

 

 

 

48(ワースト4)位:トランセンデンス

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うんこ。100億かけたうんこ。とにかくつまらない。ジョニデもポール・ベタニーモーガン・フリーマンも、頼むから皆さん仕事選んでください。とにかく脚本がお粗末すぎ。こんな30年前に書かれたような手垢のついたホン使おうって言ったやつ、どこのどいつだ。

見どころ:ソーラーパネルが修復していくところ、視覚的には面白いです。

 

 

 

 

 

 

49(ワースト3)位:MONSTERZ/モンスターズ

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藤原竜也山田孝之超能力(笑)バトル。全編通して笑いの絶えない、素晴らしいギャグ映画でした。え?これサスペンスだったの?知るか。これだけ豪華な俳優使ってこんな珍作が生まれてしまうあたり、マジで邦画の将来が心配。あ、藤原竜也はやはりひどい目に遭ってましたね。

見どころ:山田孝之胸毛

 

 

 

 

 

 

50(ワースト2)位:好きっていいなよ。

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開始30分で舌打ちが20回ほど出たうえに、退屈すぎて3回くらい寝たのでお話はよく覚えていません。原作の短編エピソードを何も考えずに繋げたせいで、何か波乱が起きてもそのつど10分くらいでさっさと解決されちゃうので物語の推進力がゼロです。どうでもいい男女のやりとりを103分にわたって見続けるのは、もはや苦行でした。

見どころ:福士蒼汰「本気チューしちゃうぞ❤」とか言い出したときは、こいつの顔の形が変わるまで殴ってやろうかと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そして栄えあるワースト1位は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

51(ワースト1)位:神は死んだのか

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「神の存在の証明」とは、ほほぅなかなか興味深いテーマだな…と期待を胸に劇場に行ってみたら、キリスト教原理主義者の宣伝映画でした(日本で言えば幸○の科学のアニメみたいなもの)。この作品の根底にある偏狭な選民思想排他性が不快。マジで不快。映画は政治的・宗教的「正しさ」なるものを主張する場じゃねえんだよ。誰がなんと言おうと、ぼくはこの映画と、この映画を作った人たちが大大大大大っ嫌いです。

 

見どころ:完全に観客を置いてけぼりにしたクライマックス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


はい、ってことで2014年のワースト作品は『神は死んだのか』です

 

ただ、これ日本でDVD化するか分からないし、やや特殊な立ち位置の作品なので、よほどのモノ好き以外は見向きもしない映画な気がするんですよね。


とすると、実質的なワーストは好きっていいなよ。かもしれません。

少女漫画原作の映画って当たりハズレ大きい気がしますが、これはとにかくひどかった。ネタにもしづらい感じの、ただひたすらつまらないだけの時間が流れていく。この映画に103分を費やすのであれば、財布の中のレシートを103分間眺め続けていたほうがまだ面白いと思います。

 

 

 


さて、最後にランキングから除外した「別枠」作品の発表です。

 

 

 


別枠:アクト・オブ・キリング

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インドネシアで実際に起きた大虐殺事件の加害者(被害者ではない!)たちに、自分たちの「正義の行い」を映画化して再現させてみる…というドキュメンタリー。

順位とか面白さで評価するタイプの作品ではないと思うので別枠にしました。「人に薦めたい映画」とか「よくできた映画」とは思いませんが、間違いなく「観る価値のある映画」だと思います。

見どころ:テレビ番組に出演し、虐殺の経験を誇らしげに語る加害者たちと、それを賞賛する司会者。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってことで…

 


はい、紹介ここまで!
というわけで、2014年の映画作品全順位は以下のとおりでーす。

 

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第1位 グランド・ブダペスト・ホテル
第2位  LIFE!
第3位  イントゥ・ザ・ストーム
第4位  ウルフ・オブ・ウォールストリート
第5位  ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
第6位  テロ、ライブ
第7位  TOKYO TRIBE
第8位  ゴーン・ガール
第9位  ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
第10位 パズル

第11位  GODZILLA ゴジラ
第12位  ゼロ・グラビティ
第13位  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
第14位  映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
第15位  劇場版K MISSING KINGS
第16位  イン・ザ・ヒーロー
第17位  ザ・ベイ
第18位  思い出のマーニー
第19位  インターステラ―
第20位  フルートベール駅で
第21位  ブルージャスミン
第22位  フライト・ゲーム
第23位  オール・ユー・ニード・イズ・キル
第24位  ジャージー・ボーイズ
第25位  アナと雪の女王
第26位  ディス/コネクト
第27位  レッド・ファミリー
第28位  なんちゃって家族
第29位  劇場版TIGER&BUNNY -The Rising-
第30位  her 世界でひとつの彼女
第31位  LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標
第32位  超高速!参勤交代
第33位  8月の家族たち
第34位  フィフス・エステート/世界から狙われた男
第35位  サード・パーソン
第36位  LUCY/ルーシ
第37位  ルパン三世
第38位  サンブンノイチ
第39位  大脱出
第40位  白ゆき姫殺人事件
第41位  悪魔は誰だ

第42位(ワースト10位) 円卓 こっこ、ひと夏のイマジン
第43位(ワースト9位) ポンペイ
第44位(ワースト8位) STAND BY ME ドラえもん
第45位(ワースト7位) 渇き。
第46位(ワースト6位) アメリカン・ハッスル
第47位(ワースト5位) 複製された男
第48位(ワースト4位) トランセンデンス
第49位(ワースト3位) MONSTERZ/モンスターズ
第50位(ワースト2位) 好きっていいなよ。
第51位(ワースト1位) 神は死んだのか

別枠 アクト・オブ・キリング

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ちなみに『るろ剣』とか『フューリー』とか『楽園追放』『紙の月』『ローンサバイバー』『そこのみにて光輝く』あたりは結局観ずに終わってしまいました。
折を見てDVDでも借りようかと思います。


てなわけで、勝手なランキングでしたが、いかがでしたか?
もしこのランキングを見て、興味を持って頂けた映画がひとつでもあれば嬉しい限りです。


逆に、みなさんのイチオシ映画も、ぜひ教えてくださいねー。