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ノラブログ。               

 
 
 
 
 

【時事】ぼくのきらいなもの。

時事

 

 ファッキン!
 なにに烏滸(おこ)かって?カルトですよ。

 普段このブログではこうした話題は意図的に避けてるんだけど、たまには書きます。

 

 うちの職場は駅から近いので昼どきなど駅をまたいで飯を食いにいくのだけれど、その途中で毎日のように統一協会がアンケートと称して近づいてくるんですな。まぁ大学のダミーサークルみたいに団体名を隠して活動していないだけ潔いと言えなくもないが、通行の邪魔だし教祖サマの脂ぎった顔をプリントした旗とか見せられるしホントうんこ。

 

 で、先日なんかその向かい側では共産党系の団体が拡声器でガンガンやかましいし、朝はゲリラ活動家みたいなおっさんがフクシマカエセ」とか血文字を掲げてドヤってたりするなどほとんど駅前は地獄絵図で、なんかもうこの空間だけ漂流教室みたいに人類滅亡後の地球にタイムスリップさせたらええねんとか妄想に駆られてしまう。

 

 かといってネットに目を移せば、相変わらず反原発とかネトウヨとかしばき隊とか、あのへんの死臭を放つ界隈がTwitterとかで騒いでいる。もうホント救いようがない。震災から4年も経ってるのに彼らの知識は2011年4月くらいで止まっている。別に政治的スタンスとして反原発や愛国戦士を気取るのは構わんよ。構わんけど、頼むから小学生レベルの計算知識があれば間違いに気づく「在日利権」データとか自信満々に出してくるな――――!!!中学の理科知識だけで突っ込みどころ満載の原発論とかいい加減やめれ――――!!!2chのコピペとか個人のブログ記事を根拠として出してくるな――――!!!きっこや東海アマや上杉隆をRTするな――――!!!マネーの虎の小林社長風に貶させてもらうけど、あの、恥ずかしいで?生きていかれへんで?こんなんお話にならんのと違います? ごっつ腹立ってきますわー。

 


 前にもTwitterで書いた気がするけど、うちの真ん中の兄は完全に反原発に染まっていて、正月の集まりなどに山本太郎(笑)あたりから仕入れたと思われる頓珍漢な演説を夕食の席でぶって、他の親戚の目が完全に死んでいることに気付いていない真性の阿呆である。だいたい高校の時に高橋歩とか読んでた時点で嫌な予感はしていたのだ。東京はオワコンなので1年後にはばたばた死人が出る、政府を信じて東京にいるお前はバカとかいろいろ罵られてからはや3年以上、少なくとも終わったのは東京ではなく彼自身なのではないかと確信を深めつつ、わたくし自身は渋谷のスタバでフラペチーノをいただく今日この頃である。

 

 彼の演説を聴いてみると、どうも事あるごとに大衆批判に結びつけてくるので、ああこの時点でこいつらダメだなと思った。デモとかやらずに政府に従順な大衆は意識が低いので、俺たちのように真実を知った聡明な人間が導いてやらねばならない、啓蒙せねばならないというのが彼らの意識だ。


 うぇーダサっ。気持ち悪っ。先ほど彼らは4年前の世界を生きている言ったが訂正せねばならない。彼らの世界は50年以上前、学生運動の時代でぱったりと停止しているようだ。自分たちが未来へ進んでいるつもりで思い切り過去に逆行していることに気付く兆候すらない。なぜなら、歴史にたいするリスペクトも、知識も、学ぼうとする姿勢のいずれもないから。他者から意見を取り入れて磨いていこうとする謙虚な態度もないから。


 いわゆる「カルト」的な嫌らしさ―排他性、大衆蔑視、科学的客観性の否定、集団への奉仕の強制―は、統一教会みたいな新興宗教はもちろん、反原発とか在特会みたいな政治運動にも必ずつきまとう。最初はある程度の支持を得て始まった社会運動がどんどん先鋭化し、反対者を排除・粛清して暴走していくのはこの手の運動とか団体の常で、小林よしのりの『脱正義論』はそのへんの過程を見事に描いた名著だった(311以後、小林自身がまさしく自分が批判した「運動」に絡め取られてカルト化していったのは皮肉というほかないが)。


 ここまでダラダラ書いてきたけど、別にこれ俺のオリジナルな意見とかじゃ全然なくて、あのへんのカルトな界隈をウオッチしてきた人たちには共通の認識で、くどくど説明するほどでもないまるっきり初歩のお話なんだけど、このレベルの指摘ですらあの人たちには通じないんですよ、マジで。分かってもらえますか、この暖簾に腕押し感。

 

 たぶん5年後も10年後も彼らは周囲にクソを投げつけ続けるんだろうし、彼らがそれで幸せならもうどうでもいいという気もする。だから政治になんかコミットしたくないんだ。もっとも、少なくともぼくがもうあの人を兄と認識し親しみを覚えることは今後二度とないだろう。これまでも数えるほどしかなかったとはいえ。

 


 むなしいものだ。