ノラブログ。               

 
 
 
 
 

3分以内に答えを出す方法

 

12月16日「NEET

・湯船に浸かりながらニートの歩き方』を読む。著者のphaさんは村上春樹風文章ジェネレーターやギークハウスプロジェクトなどの発起人として一部では知る人ぞ知る存在。すなわち平均以上程度には活動的な人物であって、決して「働かず、外に出ず、親に寄生する」純粋な意味でのニートではない。

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

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・もっとも、「ニート」という言葉の定義にこだわらなければ、新しいライフスタイルを覗き見られる楽しい本だ。シェアハウスでの生活、お金を使わずに物資を手に入れる方法、ネットでの小遣い稼ぎなどなど、著者がいかにして働かずに年収80万を稼いでいるかが明かされる。

・かねてより公言しているが、ぼくの夢はニートである。3億円貰ったら投資なんかせず家も車もクルーザーも買わずダラダラと本を読んだりコーヒー飲んだりたまにコスプレしたり絵を描いたりしながら過ごしたい。西洋思想では働くことが美徳らしいが、ぼくたち大和民族がそれに倣う必要など無いのだ。

 

 

 

12月17日「近道したい」

いがらしみきおの名作ぼのぼのが約20年ぶりにアニメ化される。

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最初のアニメ化は93年に公開された映画『ぼのぼの』で、原作者自らが監督(+脚本・絵コンテ・声優)を務めた異例の作品だった。世間的には、95年から1年間にわたってテレ東「アニメ缶」枠で放映された15分アニメが有名だろう。当時は珍しかったCGアニメ『ビット・ザ・キューピッド』と一緒にやっていたアレだ。

・エンディングテーマは須賀響子というひとが歌っていた。第1期は『近道したい』、第2期は『Love, TWO LOVE』という曲で、特に前者は、この世代の人間ならばメロディを聞けば「あぁ!」と思い出すこと請け合いだ。

・須賀響子はわずか3年間の歌手活動ののち、「旅に出る」と言い残してぷつりと引退し、現在にいたるまでまったく表舞台には戻っていない。普段から、外に歩きに出かけてはなかなか戻ってこないことで有名だったそうだ。「たまには/近道をしたい/なぜかしら」と口ずさんでいた彼女は、ずいぶん気ままで遠回りな散歩に出ているらしい。

 

 

 

12月18日「3分以内に答えを出す方法」

・Booty東京にて雛汰さんと併せ。1着目は弱ペダ新開兄弟、2着目は待宮・井尾谷の呉南あわせ、3着目はお互い好きなキャラの個撮で、ぼくはDRAMAtical Murderの瀬良垣青葉、雛汰さんは荒北靖友。雛汰さんは自宅から普段から愛車でかっ飛ばしている、ガチのロード勢である。カメラマンはkouくんにお願いした。

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・撮影用にロードを借りたが、慣れていないのでポーズをとるときなど四苦八苦である。雛汰さんやkouくんから「握り方違う!」「お腹に力こめて!」「顎引いて!」「目つぶらないで!」と容赦無い指導が入るのでヒーヒー言いっぱなしである。それはそうと、待宮をきちんと出したのは初めてで、しかも井尾谷とコンビで撮影してもらえたので嬉しい。

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・アフターはなぜかちょっと意識高い話題になった。どうしたら連絡を溜めずに処理できるかという命題に、ぼくが連想したのは田中角栄元首相のやり方である。

角栄はどんな人物の陳情でも受け付けたが、その答えは「できる」か「できない」のどちらかで、しかも3分以内に即答していたらしい。そして「できる」と返事した案件についてはすぐに取り掛かったそうだ。 なるほど、いつまで経っても返事がこないより、「いいよ」「だめ」と一言もらえるだけで相手だって動きやすくなる。ぼくたち凡人は角栄ほど効率的にはできないだろうから、そこにもうひとつ「◯時までに回答します」という選択肢を加えてもいいだろう。とにかく、自分の中ですぐに答えを決め、それを相手に伝えることが大事なのだ。