アカデミー賞&ラジー賞2015 雑感
米国アカデミー賞が本日発表。それと前後して、ラジー賞(最低映画賞)も発表された。
アカデミー賞ではマッドマックスの6部門入賞とかディカプリオが悲願の主演男優賞獲得あたりが主な注目ポイントですかね。
作品賞はトム・マッカーシーの『スポットライト』。もちろん観に行きます。
マッドマックスがメイクアップ&ヘアスタイリング賞を貰ってるのがちょっと面白い(登場人物ほとんどハゲばっかじゃねーか)。不満点は、なんで助演女優賞にフュリオサ大隊長ことシャーリーズ・セロンが、脚本賞にアーロン・ソーキン(『スティーブ・ジョブズ』)がノミネートされてないのかということですかな。
さて、アカデミー賞はこのくらいにしてラジー賞に目を向けましょう。たぶんこっちのほうがネタ的に美味しい。
栄えある作品賞は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』と『ファンタスティック・フォー』のダブル受賞。
今年はなんつーか全体的に小粒で、レースも予定調和というか大方の予想通りフィフティなんとかオブザなんとかが全部持ってった感じですねぇ(主演の2人はちゃんと演技してたのでちと気の毒だけど)。
まぁアメリカ版『失楽園』みたいなもんだと考えとけば納得ってもんじゃないでしょうか。『ファンタスティック・フォー』では、かつて若き天才と持て囃されたジョシュ・トランク監督の凋落っぷりが心配。
かつてラジー賞入りしながらも見事復活を果たした「名誉挽回賞」はシルベスター・スタローン。個人的にはM・ナイト・シャマラン監督にも差し上げて欲しかったが、これも順当かなぁ。
そういや、まだ俺の映画ランキング2015を書いてないや。
3月中にはアップしまーす。多分。