【日々雑感】おとこがおんなになるということ
3月17日「おとこがおんなになるということ」
・不知火京介『女形』読了。現代日本の梨園(歌舞伎業界)を舞台にしたミステリ。若き大部屋役者の主人公が、京都と東京の舞台上で同時に起きた毒殺事件の謎を追う。
・ミステリとしてはかなり詰めが甘く、弱い印象を受ける。が、幻惑的な「芸」の世界と、それに関わる人間たちの執念や業を垣間見る面白さでグイグイと読ませる。ある意味でとても現代的でセンシティブともいえる真相を、伝統の舞台に絡めた蛮勇も買いたい。
・ところで本書、タイトルに反して「女形」の話題はあまり出てこないので、そこに期待すると肩すかしを食らうかもしれない。ある意味で女を超えた、女よりも女らしいと評される女形の演技、踊り、仕草、そして化粧にはわたくし大変興味があるのであります。
・敵か味方か分からぬ(そういうやつはたいてい味方なのだが)性格破綻型天才役者・信十郎のキャラが良い。実写化するとしたら間違いなく海老蔵がキャスティングされるんでしょうな。
3月18日「今年前半のサークル予定」
・当方、一応「またたび雑貨店」なる屋号でサークルやっております(´・ω・)
とりあえず今年夏あたりまでの即売会への(サークル側としての)参加予定をまとめておこうと思います。
・5/3 けもケット5
・5/5 百刀繚乱
・8月 コミックマーケット90(当落待ち)
・8/21 COMITIA117
む、意外と少ないな。
・5月3日のけもケットでは『キグルマー』の第5巻を出します。5日の百刀ではたろじろ写真集、夏コミは受かったら刀剣乱舞写真集でも出そうかなーと企んでいる。コミティアはまぁ…なんか出します。たぶん。
・あ、5月4日の超閃華の刻は気づいたら申し込み締め切りを過ぎていたので出ません。はっはっはっは。珍しく一般参加でコスOKみたいだから、ちょいと顔出すくらいはするかもしれないけど。
3月19日「ぷらっと4時間こだま」
・この日は朝から京都へ行ってまいりました。詳細はこちら。
・前にも言ったとおり、帰りは「ぷらっとこだま」を使ってグリーン車で東京へと戻ってきた。コンセントが両席についているのは良かったけど、他は特に期待したほどでもなかったかなぁ。前の席のJDどもがうるさいし。そんなわけで駅弁を食しつつ、のんびりと帰京したわけなのでした。