面倒事はすべて他人に押し付けて生きていきたい
コミケが終わり夏が過ぎ、残暑がひょこひょこ顔を出したり出さなかったりしながら、気が付いたら秋の匂い（カメムシ等）に囲まれていた皆様いかがお過ごしでしょうか。なんか久方ぶりにまとまった文章書く欲が湧いてきたので消えないうちに書く。実際には９月下旬に行われた関西けもケットで配布された『Philosofur extra 3』って本に書評というか駄文を寄せたりツイッターは相変わらず更新してはいるのだが、こう、自発的にまとまった文章を書くのはご無沙汰、っていう。
しかしあんま書くことないな。最近は映画ばっか観ている。コス予定は意図的に減らしている。これには一応理由があって、秋口は休日に出勤が入ることが多いのと、あと冬コミで出す原稿の準備やらその他の趣味に重点的に時間を割きたいからである。あと本音を言えば若干コスに飽き始めているというのもある。いやコス欲自体はこの老害ぶりに比してみればそこそこ維持してる方だと思う（それは必ずしも良いことではない）んだが、うーん、これまで通りの楽しみ方に飽きがきているな。具体的に言えばアコスタやら大型イベントに行かなくなってしまった。朝早く起きて電車に揺られ、野口英世数人にお別れして、変な格好してうろうろ歩き回ることにたいするインセンティブがない。超会議もTGSも行かなかった。でも池ハロは行く（誘われた）。池ハロもなぁ、「混んでるアコスタ」になっちゃったからね。造形が楽しい川崎ハロウィンとかネタの精度が高い地味ハロウィンとかのほうが仮装イベントとしての幸福の総量は多そう。池ハロも誘われなかったら行かなかったかもな。
コミケに出たりJKの格好してバーテンやったり気が付いたら北海道にいたりするのでめっちゃアクティブみたいに思われている（実際一般基準から言えば充分アクティブだろう）が、まぁその実態は仕事終わって松屋でさっさと飯を済ませてうちに帰ってyoutubeやニコ動観ながらベッドの上で堅揚げポテト（ブラックペッパー味）ポリポリして気付いたら失神してるアラサー男、この姿こそが俺の本分ですよ。華やかなコスプレ姿など幻想に過ぎぬ。おや、幻想を抱いている第三者がいるという前提をさりげなくぶっ込んで来やがりましたねこの恥知らずは。いやーだってフォロワー7000人弱くらいいるんだし幻想ガールいるんじゃないの一人くらいは？だいたいにおいて俺は元来面倒臭がり屋であるのだ。楽しいことだけやっていたい。面倒事はすべて他人におしつけたい。自分のストレスを極限までレスしたいから面倒事は諸々手早く済ませるのである。怠惰で居続けるのための発奮。遅滞を維持するための迅速さ。This is逆説。逆説に満ちた生活。
おととい、アミューあつぎシネマでデミアン・チャゼルの『セッション』を上映していたので観に行きました。いやぁまたあのラスト9分が大画面で観られるとはね。JKシモンズが椅子を投げてくる映画がセッション、投げてこない映画がラ・ラ・ランド。俺は投げてくるほうが好き。イエース、ミスターフィッチャー。グッジョーブ。
