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嫉妬という快感

 

12月22日「嫉妬という快感」

小池龍之介宮崎哲弥さみしさサヨナラ会議(角川文庫)を読む。

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「孤独」をテーマとした、仏教徒の論客2人による対談本。宮崎哲弥の「嫉妬」の分析が面白い。以下引用。(強調は筆者) 

嫉妬しているときって、うまくいっているときよりも、ずっと強く相手に囚われるでしょう。(中略)憎しみなんかも同じようなものでね。憎めば憎むほど相手に没入し、結果として心をからめとられてしまう。

 

嫉妬や憎悪というのは、一見苦しみのように感じられます。確かに苦しみの原因には違いないのですけど、どこかで心地よい部分もあるんです。恋愛ドラマや恋愛マンガの定型にもなっている通り、嫉妬によって愛が燃え立つ場合もあるし、憎悪や嫉妬のような激しい感情に心身を任せているときって、孤独や不安、迷いやためらいからは解放されるのでむしろ楽チンな部分もある。だからこそ、そうした熾火(おきび)のような感情から抜け出せなくなり易い。

嫉妬は快楽。憎悪は快感。そのとおりかもしれない。でなきゃ、どうしてみんなあんな楽しそうに人の悪口を言うのか説明がつかないじゃないか。嫉妬や憎悪に囚われた時点で-相手の存在に絡め取られ、振り回され、一喜一憂されている時点で-それは敗北。怒らず、許し、悪口も言わない人がこそが「怖い」ってのはそういうことだ。彼らは楽な道を歩まないからこそ勝者なのだ。

 

 

12月23日「寒くなァい」

・元来、寒がりで冷え性である。去年は養命酒飲んでたけど、あんま効果無かったな。

・家が寒いとマジに何もやる気がなくなるのだよ。頭寒足熱とはよく言ったもので、とりわけ足元が冷えるとやばい。エアコンできるだけ使いたくないので着込む方向で対策を試みているがやはり限度がある。って話をしてたら「有酸素運動に慣れると寒さに強くになりますよ」とアドバイスを貰う。そーいうもんかな?

・3月に京都で行われる刀剣大型併せに参加することになった。参加者が麗しい方ばかりでびびる。たぶん男はおれ一人。なにはともあれ楽しみである。

 

 

 

12月24日「サンタルチア」

・「この人イブなのにツイッターでつぶやいてる!仲間だ!」とお喜びの皆様、きょうは平日かつ仕事納めしてる会社はまだ少ないので、社会人カップルがパコるのはおそらく今週末です。

 何が言いたいかというと、イブにぼっちを気取りながら26-27あたりの夜にTLにいない奴らこそがお前らの本当の敵ということだ。

 

 

 

12月25日「キリスト降誕」

・不貞腐れて寝ていたら金縛りに遭ってウーウー唸りながら全身を転がしつつ呼吸困難で起きるという最悪の目覚めを経験しました。これが今年のプレゼントってことでしょうか。あはははははは死ねやゴミカス。

・クリスマスって本来25日がメインのはずなんだけど、日付けをまたいだあたりからもう終了ムードあるよね。すでにケーキ投げ売りしてるし。経験な基督教徒の皆さん的にはどうなんでしょうかこういう商業主義的風潮。

・ぼくの実家は浄土真宗ですが、せっかくなので神にもお願いしておく。ぼくに新しい職場をください。お賃金もっと高いところ。

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