うちのカミさんがね

 なにしろ喉が痛い。先日ひいた風邪はいまだに尾を引き、吾輩のかわいらしいサーモンピンクの口蓋垂を残酷にも痛めつけ続けている。ここで「のどちんこ」という語を採用しなかったのは俺なりの挟持である。褒めて欲しい。だってほら、サーモンピンクの、ねえ。

世間は都議選とかミサイルとか台風とかでやんややんやと騒いでおるがはっきり言ってどうでもいい。目下最大の課題は、７月に突入したというのに夏らしいことを何もしていないということである。なので『ひぐらしのなく頃に解』でもプレイしようと思います。夏らしいことってそれかーーーーーいってツッコミは無用。おおっ、いますごい発見をしてしまったぞ。「ー」を連続で打とうとしたら手元が狂って右隣の「＾」も同時に売ってしまい「＾―＾」というお馴染みの顔文字が偶然にも発現してしまったのだ。そういや左隣は「０」だからこちらと組み合わせれば「＾０＾」になるな。ああいう文字で遊ぶみたいな文化はたいていこうしたちょっとしたミスから生まれたのではなかろうかしら。いや「＾―＾」が本当にこうやって生まれたのかどうかは知らん（というかたぶん違う）し特に興味もないんだけど。

そういや先月賞与いただいたんで、嬉しさのあまりトチ狂って刑事コロンボのブルーレイボックスをポチりました。

刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX [Blu-ray]

コロンボって１～45話の『刑事コロンボ』（1968～78）と、46～69話の『新刑事コロンボ』（1989～2003）の2部に分かれるんだけど、この新シリーズというのが曲者で、日本ではなかなかDVD化されなかったのですよ。最初の5話分くらいだけ申し訳程度に出されただけであとは放置、みたいな。理由はよくわかんない。2000年代の後半くらいにコンプリートボックスが出たんだけどこれにも収録されず、ところがそのあとピーター・フォークが亡くなっちゃったもんだから、それもあってかブルーレイでようやく新シリーズも含めたこの完全版が出るに至ったのよね。これも元値は7万円くらいしたはずなんだけど、値崩れしてたんで半額以下で購入と。

BDは1枚2話入りの計35枚がブルーレイケース6個に分かれて封入。小池朝雄と石田太郎両方の吹き替えが入ってる回もあるのが嬉しい。初回特典の『殺人処方箋』台本（これはよっぽどのファン意外には無用の長物）もちゃんとついてきました。そっけない小説同人誌みたいな作りが素敵。

  

内容はだいたい知ってるんで作業用BGMがてら毎日ガンガン流しております。しばらくはこれで過ごせそうですね。